検査入院 ② | * poco a poco * 少しずつ、一歩ずつ

* poco a poco * 少しずつ、一歩ずつ

2人の子どもたち(娘と息子)、私のありふれた日々をつづっています。
息子は2歳でインフルエンザから痙攣重積型(二相性)急性脳症を患いました。治療やリハビリについても記録しています。



プレイルームで遊ぶ
    ↓
部屋でテレビを見る

を繰り返して、またプレイルームで遊んでいると、
子ども用ストレッチャーを持って先生がお迎えに来てくれた。

15:30 やっとMRIに呼ばれた。


MRI検査には必ず主治医・担当医が付き添ってくれます。
(点滴のルートから注射をし、眠らせる必要があるから…でしょうか?)

検査室の前に到着すると、技師さんから
「しばらくお待ちください」
と言われ、廊下で待機。


この時間、先生とラフな感じで話ができる貴重な時間なんです。

息子の普段の様子などを話すだけですが、診察室でも病室でもない、ただの廊下での雑談。

なんでしょう。
息子の病気と向き合ってるのは私だけじゃないんだという気持ちになるのです。

本当にいい先生に診ていただいていて精神的に助かっています。



技師さんに呼ばれ、撮影室へ。

点滴のルートから薬を入れると5秒ほどでぐったり眠ってしまう息子。
(怖くていやな瞬間です)

20分ほどで終了。
息子は眠りから覚めていました。



病室に戻り、ベッドに息子を降ろすと、酔っ払いのおじさんのようにヨタヨタ。

薬が切れるまで様子を見て、退院でOKと告げられました。

日帰り入院の予定でしたが、検査の結果によってはそのまま入院することもあるかもしれないと思っていたので、
無事に退院できて安心しました。


気になる脳波・MRIの結果ですが、
大きな異常はなく、神経の専門医に診てもらい、
2週間後の外来で報告…とのことでした。


「前よりも溝が深くなっていた」とだけ教えてくれました。
 
それは萎縮が進んだということを意味しているんでしょうね。

分かっていたとだけど、悲しい。



仕事と家事と育児に通院が加わり、
(たいした頻度ではないけど)

考えたいことを考える時間が足りず、
心に余裕がなくなってきました。

単に私のキャパがおちょこ並みに小さいだけなんですけどね。

どんどんなくなる有休。
考えることは息子のことばっかり。
仕事にも身が入りません。

はぁ。



来週はいよいよリハビリのための大学病院受診があります。

そもそも息子にリハビリの必要があるの?

どんな内容のリハビリになるの?
(運動機能は問題なさそうだから、やっぱり知的な部分?)

息子は後天的な自閉傾向で、戻るとはやはりないのか…。


不安は尽きませんが、少しでも前進できるといいな。