引き続き6月26日(土)午後のお話。お目当ての放流は見られなかったけど、別の放流で満足させてもらった草木ダムを後にします。
ここで私は悩みます。というのも、下に貼り付けた地図で記した赤い矢印のように、草木湖から桐生へ抜けて佐野方面に出る帰宅ルートを思い描いていたため。
同じ道を帰るのはつまらないですし、なにより『林道三境線』を通ってみたかったのです。
けれど、やめました。
夏至を過すぎたばかりとはいえ、時刻はすでに18時過ぎ。山中で日没を迎えるのは目に見えていましたので。
銅街道(R122)で帰ることを決めた私、余裕が出たので寄り道に興じます(笑)
さっそく草木ダムと目と鼻の先にあった“苔ワイパー”と、下写真の新入り砂防ダム(地図上でSABO2と表記)をパチリ
4月に訪れたときと比べて水量が増えました。
でも、まだまだ。渡良瀬川流域の先輩たちはもっとダイナミックですよ!
R122のメロディラインの途中に現れた四重の滝
その正体は雨で水量の増えた砂防ダム(砂防堰堤)です。※動画は前編に載せています。
行きに見かけて立ち寄った場所なので時系列が崩れますが、国道122号線沿いにはこれからの活躍が期待される“ベイビーSABO”も完成しつつありました。
でたーーー!!! スリット式の砂防ダムです
この形式が増えているのは知っていましたが、実物を見るのは初めて 思わぬ遭遇だったので驚きましたよ。
工事現場なのであんまり近づいちゃいけないと思ったのですけど、立入禁止の札が奥にあったので「あそこまでは行っていい」と都合よく解釈しまして(ごめんなさい)、改めてスリットダムとご対面
この透過型砂防ダムは通常時は水や砂、れきなどを下流に流しつつ、洪水時には土石流に加え従来型では受け止めきれなかった流木の流失をも食い止めます。
砂防ダムを築くことによって、海への栄養分の供給不足や砂浜の消失、魚道が作れない場所での生態系への影響などが問題視されるなかで、それらの問題を一挙に解決することができる土木建造物なのです。
地盤や周辺環境などの関係で、すべての場所に適しているわけではありませんが今後、砂防堰堤が作られる場合はこのスタイルのものが増えていくはずです。スリットの形や数、土砂や流木を受け止める部分の形はバラエティ豊かなので、山道に入ったら探してみてください。
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主題を忘れていましたね
そう、ガス欠しかけたのです。アドレス110のガソリンタンク容量は5.2Lで、私の愛車はリッターあたり約54km走ります。なので燃料満タンなら250kmは走れる計算になります。
今回訪れた草木ダムは自宅から約120km。往復で240kmなので余裕で行き来ができます。
ただし、それは満タン時の話。前回燃料を入れたのは赤城山&丸山ダムソロツーリングを決行した6月12日(土)で、それ以降は20kmほどしか乗っていませんした。
「これならば途中で給油をせずに行って帰ってくることが可能」
林道ルートを諦めほぼ最短ルートを選んだのですから、なおのこと余裕のはず、そう思っていました。しかし、上武道路から熊谷バイパスに戻ってきたあたりで雲行きが怪しくなります。
「想像よりも燃料計の減りが早い」
たまらず燃費走行(55~60km巡航)に徹します。
白岡でR122に復帰する頃には燃料計の針はEゾーンを抜け、振り切れ始めました。
そのまま燃費走行で蓮田と岩槻を抜け、渋滞していないかとドキドキしながら浦和インター横を通過。夜で道が空いていたので助かりました。おかげで無事にフィニッシュしましたが、燃料を入れてびっくり、給油量が5.16L
タンクの底は濡れていただけでガソリンが溜まっていませんでしたからね、そりゃあそうなる(苦笑)
しかしなぜそんなに消費した さぞかし燃費が悪かろうと計算してみると、60.85km/Lをマーク。むしろ平均よりも良い数値です。
ということは? そうです、距離です。走行距離が314kmに上っていました。
前回の給油からこの日の出発前までに走った距離は20kmではなく、約70kmだったのです。給油した翌日の6月13日(日)に、アドレスで会社に行っていたことすっかり忘れていたんですね その結果、約240kmの弾丸ツアーで310kmを超えてしまったと……。
いや~危なかった。三境線から桐生い行っていたらアウトでしたね。しかし、頑張れば300km以上走れると分かったことはひとつの収穫でした
6月29~30(火~水) @甲子園
阪神 5-3 ヤクルト
阪神 2-2 ヤクルト
6月最後のゲームも勝てない……。先発がちゃんと仕事をしてる日くらいは打ってあげてよ!! 癪だけど野手陣はランナーが居る時の心構えをG岡本に習ってこい!