中華製格安インカム『LX-B4FM』の到着から3日後、自宅から40分ほどのヤクルト戸田球場までさっそく使ってみました。
おっと、その前に充電ですね。
LX-B4FMの充電ケーブルはmicro USB type-B。数年後にはtype-cに抜かれていると思いますが、現時点ではもっとも出回っている規格が採用されています。一応、充電ケーブルは同梱されていましたが、普段使っているもので大丈夫です
ちなみに、充電中にも使用可能なのもセールスポイントのひとつだったりします。
まあ、よっぽどバッテリーがへたらない限りお世話にならない機能だとは思いますが。だって合計ならともかく、さすがに10時間も連続で走ったりしませんし……
SHAD SH34に収まったマイヘルメットwithインカム。ひとまわり大きなボックスに買い替えたおかげで、干渉することなく収納できます。おそらく先代のBOXでは取り外す必要がでてきたかと……。
さて、話を戻して第1回目の使用直後の感想です。
まずはスマホとの接続から。
特に難しいことはなく、電源ボタンを5秒以上長押しして携帯端末とのペアリングモードにします。そしてスマホ側の設定でBluetoothをオンにすればLX-B4FMという表示がでるので、タップして接続するだけ。これで音楽やナビ音声が聞けるだけでなく、電話やアプリでの通話が可能になります。
感想はスピーカーから行きましょうか。
こちらのインカム&スピーカーセット、音は大きめです。これまでが片耳で今回から両耳になったというのもありますが、それが些細な違いに感じるくらい音量がBIGです。気になる音質は、いわゆるシャカシャカタイプで下がありません。音に拘りがある人には耐え難いでしょうね。ちなみにこの原因はスピーカーではなく本体にあるようなので、スピーカーを変えたところで解決しません。
また、曲の合間などでは「サーーーーッ」というホワイトノイズ(?)が目立ちます。そんなわけで、それらが気になる方は諭吉さんがマスツーリングで旅立ってしまう高級品を買いましょう。一方、こだわりがない私はこれで全然OK。だって、走ってりゃ風切り音でそんな些細なことはどうでもよくなりますし、それに外の音もしっかり聞こえるようにしないといけませんからね
<追記>
HUAWEI P9 LiteからGoogle Pixel 3に機種変したところ、さらに音量が上がりました。これは端末のせい。
ついでに、P9 Lite使用時はスマホ側とインカム側の両方で別個に音量を調整できていましたが、Pixel 3では音量がリンクするようになりました。
この結果、下から3つ目のボリュームでも音楽を聞き続けるのが苦になるほどになりましたが、イコライザー付きのミュージックプレイヤーアプリを導入することで無事に継続使用が可能になっています。ちなみに、イコライザーで高音域を意図的に下げてあげるとシャカシャカもより気にならなくなりました。これは思わぬ拾い物
次は操作性。
これは文句なしでしょう!
3シーズン使うメッシュグローブ越しでは4つのボタンがすぐに分かりますし、押した感触もきちんと伝わってきます。
厚手の冬用グローブでは試していませんが、暫定で100点をあげちゃいましょう!
続いては通話とマイクについて。
こちらはまだインカムとしてのテストはできていませんので、話半分くらいな感じで
LINE通話のテストをしてみたところ、相手の声はよく聞こえました。前述の音量が大きいという点は特に通話では重要になってくるかと思いますので、そういった意味ではメリットかと。
一方のマイクですが、テストの前後に試したグーグル音声検索ほど音声を拾ってくれず。ノイズキャンセリングの影響なのか、最初のひと声が相手に伝わっていないことが何度かありました。
しかし、解決策はシンプルでした。その方法は大きな声で話すというもの。一見疲れそうで、デメリットに感じますが、裏を返せば小声は聞こえないというメリットになります。
ソロ活動の癖でひとりごとが多い私にとっては案外、このメリットのほうが大きいのではないか、とも思っています
さて、まだ当分試せそうにないBluetooth通信(=インカム通信)ではどれほどの声量で通じるでしょうか。その答えはまたいつか
以上、ざっくりのつもりが案外筆が進んでしまった格安インカムレビューでした。