それは、ブランパンGTやWECで使われているインパクトレンチのエアホースが、リアウイングに引っかかるのではないか？ ということ。そんな光景をまさかチャンピオン争いがかかった最終戦で見ることになろうとは……。
Grid：84-19-5-8-2-17-99-43-98-7-3
00 上位はクリーンスタート。
01 ＃58レドガー、コースアウト。ローカルイエローのみ。
02 OP最終コーナー、＃8スーレに仕掛けられた＃19ペレスがコースオフ。P2→5
05 ＃84ペレラ→＃8スーレ＋2.2秒、＃5ファスラー＋3.2秒、＃2スティーブンス＋4.3秒、＃19ペレス・コンパンク＋5.2秒
10 2番手＃8スーレがファステスト。＃84と1.2秒差に。
14 ＃8スーレにDTP。＃19に対する幅寄せがアウト
18 FCY*1 ＃75セコンがホームストレートでストップ。リアから出火？
22 SC*1
23 Green*2 ＃84-5-2-19-98-17-99-43
25 PWO 2番手＃5、＃98、＃17アンダーカット狙う。＃5クルーがホースをウイングに引っ掛けて転倒。ペナルティ必至か？
27 3-4番手の＃2-19がピットへ
29 首位＃84ピット。左フロントで手間取りタイムロス。ファステスト記録の＃5バントールが逆転。
30 ＃5-84-2-19-17-98-63-7
32 ＃17フラインス、T1で＃19カルダレッリをかわし4番手に。
35 ＃5バントール→＃84ブーク＋7.4秒、＃2ヴィンケルホック＋9.3秒、＃17フラインス＋10秒、＃19カルダレッリ＋11秒
37 ＃84ブーク、最終コーナーでコースオフ。左フロントパンク。ランキング首位がリタイアに。
45 ＃5→＃2＋12秒、＃17＋13秒、＃19＋14秒、＃98＋15秒
46 ＃17フラインスP3→2 ＃12ヴィンケルホック
46 首位＃5にDTP。ピット作業違反。ランキング2位が大きく後退
51 ＃17フラインス→＃2ヴィンケルホック＋3.6秒、＃19カルダレッリ＋3.9秒、＃98クローン＋4.7秒
～55 ＃5バントールが10番手に浮上
60 ＃17フラインス、トップチェッカー。ランキング3位から逆転チャンピオン獲得！
ランキングトップで決勝レースを迎えた84号車がポールスタートからレースをリードしたが、ピットでの遅れで2番手に後退する。首位を追いかけるなか、最終コーナーで左フロントタイヤがパンク。レースとチャンピオンを諦めることに。
ランキング2位の5号車はアンダーカット作戦で84号車を出し抜いたが、ピット作業時にタイヤ交換スタッフがホースを翼端板に引っ掛けて転倒。これが作業員の退去後にピットアウトする規定に抵触しドライブスルーペナルティに。首位から12番手に後退することとなりタイトルを逃した。
上位の相次ぐ離脱と果敢なオーバーテイクをみせた17号車が6番手スタートから優勝。ロビン・フラインスとスチュアート・レオナードがスプリトカップのニューチャンピオンに輝いた。
チームチャンピオンは1号車／2号車／5号車アウディを擁すベルジャン・アウディ・クラブチームWRTが獲得した。
ニュルの“マモノ”恐ろしや……((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ