【タンチョウ】
丹頂。タンチョウヅルとも。ツルと言えば一般的に本種を指す。
ただ、生息地が限られているため古来のツルはマナヅルを指すのではという説もある。
頭頂部が赤いことから、丹(赤)の頂ということでこの名がついた。
古くから日本文化に根差している鳥だが、中国でも同様に長寿の象徴として扱われている。
特別天然記念物でもある。
【丹顶鹤(dān dǐng hè)】
丹顶鹤は学術的な呼び名で、一般には「仙鹤(xiānhè)」と呼ばれることが多い。
【Red-crowned crane/Grus japonensis】
英名はJapanese craneとも。学名にも“日本”が入っている。
【メモ】
北海道の阿寒郡鶴居村はその村名の通り本種の飛来地として有名。
ブログ主も子供の頃寒い中双眼鏡片手に見に行ったものだった。
数が減っていた過去と比べ最近は保護活動のおかげで数も増えてきている。
がその反面で農業被害もあるので対策が必要とされている。
ちなみに下の画像は中国の黒竜江省で撮影されたもののようだ。