唐突ではありますが、長年の懸案事項であった宅内ネットワークの構築が完了しました。
これから数回に分けて宅内ネットワークの構築記を書いていきます。
今回は、宅内ネットワーク構築開始に先駆けたアンテナ線の工事を取り上げます。
なお、このシリーズでは特記ない限り自前で作業を行っています。
工事施工時期:2017年5月3日・4日
工事目的:ネットワーク機器設置予定場所の確保・不安定な受信環境の改善
<工事前の現状>
工事前の状況。自室にはアンテナからの出力線がないので、卓上の室内アンテナをテレビにつないでいました。
しかし受信状況が悪くなってきたこと、将来のネットワーク機器配置場所の確保も考慮し、今回の工事を施工することとなりました。
ちなみにのぼりは関西旅行の際に購入したものです。
居間のテレビ周りです。このあたりからアンテナ線を引き出す予定です。
居間と自室の間は、両開きの引き戸になっています。このあたりでアンテナ線を通そうと思います。
今回使用する資材類です。
左から順に、
- ペンチ(リングをかしめるために使用します)
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混合器(地上波の電波と、衛星放送の電波を混ぜ合わせる機器。今回使用したものは、接続を逆にすると分波器としても使用できるものです)
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結束バンド(アンテナ線の固定に使用します)
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アンテナ線(短くて、プラグがついているもの)
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ケーブルクリップ(結束バンドを通して、アンテナ線の固定に使用します)
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アンテナ線(長いケーブル。F型接栓を差し込んでちょうどいい長さにします)
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F型接栓(アンテナ栓の直径に合わせて用意します。今回は5C用を用意)
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分配器(分波器とは違って、入力された電波をそのまま出力します)
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分波器(混合器で混合された地上波の電波と衛星放送の電波を分ける機器)
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隙間ケーブル(これが今回の大きな要素で、この隙間ケーブルを使用することで部屋間の配線を行っています)