TPPに思う2/2 -日本のガラパゴスを守れー | (ネトウヨ認定された)hokkのブログ

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危機に瀕する日本
全ては戦中・戦後の欧米、中韓による日本人極悪説のプロパガンダと自己反省する日本人性格による、自信喪失と物言わぬ日本人気質が招いた危機です。
理不尽な中国、南北朝鮮の批判には徹底した反論をしていくことは日本人として最低限の務めです。

2.日本のガラパゴス化


 1では、伝統文化、思想に強く関係する市場は、単に利益追求型の市場にしてはいけないと書いた。利益追求型になると大資本を持つものが強く、市場を支配しやすく、私的企業がその国の伝統文化の形態を変えてしまう危険性がある。すべての市場を利益追求型にしてはいけないと言う警報である。


さて、日本と日本人を全く理解していない在日や似非日本人は、日本が国際社会の一員になれずガラパゴス化しているとアホな批判をする


 TPPに限らず海外、国政社会との関係でもっとも警戒しなければならなのは、制度やルールそのものよりも、それを取り入れることにより、日本の国の形態、日本人の価値観が悪い方向へ変化することを避けなければならない。


極論すれば、欧米型価値観の国にしてはならぬと言うこと。


以前の記事で何度も書いた様に、日本以外の国々は、時代で変化する善悪を基本とした2元価値観の国々である。


それに対し日本は、昔からの価値観も現在の価値観も両方共有させる多元価値観の国と民族である。


外国の経済活動は、基本的にすべてが拝金、利益追求主義であり、強いものが生き残り弱いものは淘汰される社会である。それに対し、日本は、利益だけではなく、国民全体の利益を考えて商品やサービス提供を主体とする価値観も合わせ持つ。守るべきものは守り、自由にすべき市場は自由にする考えである。


郵政民営化の時に話が出たが、利益追求型になると利用頻度が少ない過疎地での営業は無くなる。国民全体への均一サービスは崩れ去る。それをやって良い市場とやってはならぬ市場がある。国民の基本サービスの市場に関しては、自由競争市場は避けるべきである。


強いもの、金持ちだけに価値があり弱者、貧乏者には辛く厳しい社会に、日本はあえてしてこなかった歴史と伝統を持つ、天の下、皆同じように暮らそうと言う神道思想がしっかり根付いた民族だからである。しかしこの様な価値観は外国には存在しない。基本個人主義、成功したものはますます金持ちになり、それと反比例して貧困層が増える社会を容認する価値観である。


市場は自由競争が原理なので、TPPで多くの関税が無くなることは否定しないし、それはそれでよい。しかし、それを適用して良い市場とそうでない市場はしっかり分けて考えるべき。


しかしこのような社会平等や社会正義が強い国と言うのは大国では他国には無い。どの国もすべてが自由競争の弱肉強食世界、あるいはある一部の権力者だけが市場を支配する世界、結果、、大格差社会を持って国の不安定化を招いている。


日本と外国では価値観自体が違うのである。

だから日本はガラパゴスと呼ばれていい。

いや、ガラパゴスと呼ばれているうちは、日本は外国諸国と比べ、しっかりと先人が作って継続してきたこの国を守り続けている証明でもある。


日本と日本人を理解していない在日などは日本が国際社会の国にふさわしくなくガラパゴス化していると批判する。まったく理解していない馬鹿者である。


日本がガラパゴスと呼ばれなくなった時、国際社会にしっかり同化したと言われた時こそ、それまで脈々と、日本人が考え、日本人らしい平和と安全な国の継承を止めた時であり、日本崩壊の入口だと言える。