ようやくユースドラマが終わったのでロスジャのネタバレあり感想書くか。
‥‥って完全に想定ミスなんだけどね。
ユースドラマがこんなに時間かかると思わなかった。
なにせ本編クリアしたときのデータが残ってましたがその時のプレイ時間が30時間台
なのにユースドラマ終わったらプレイ時間60時間超えてるんだもんな。
おかげで本編クリアした時の新鮮な感じがちょっと消えかかってるんですが
とりあえずプレイ中に感じてたのは前作ジャッジアイズと比べてどうなんだろ?というところ。
事前にジャッジアイズよりは劣るという評判を耳にしてたのである程度気構えをしてたのだけど、
だからなのかストーリー的にはそんなに悪くは思わなかった。
RKは行動原理が全く読めない不気味さがあったし、殺人動画からの混迷具合もなかなか引き込ませてもらった。
ただ、引っかかるのはジャッジアイズで決め手になったのは序盤でさんざんこちらにストレスを与え続けていた羽村が、最終的にこちら側につくことによるロジカル面での逆転のカタルシスだったのに対して
今作で最終的な決め手になったのが、澤先生の無辜の犠牲で、これを全面に押し立てることによって情でもって考えを改めさせるって方法なんだよな。
しかも、これが水戸黄門の印籠よろしくほぼ万能の使い方をされる(RKは除く)ことで違和感が発生する。
その違和感の正体がなんなのかと考えた時、
それはつまり、この事件を解決するために事件そのものとは直接関係のない澤先生という人物が理不尽に殺されることが物語的に必要不可欠であるであるということ。
そして主人公である八神も、ある意味その死を利用することで解決へ導こうとする、その歪な形がこの物語にあるもやっと感の正体なのだろうな。
まあ、だからエピローグにおけるまっつんたちの行動が一服の清涼剤になるわけだけれども。
前作ジャッジアイズでもストーリーにおいて違和感を感じる点はあったが
ジャッジアイズではそれが序盤で起こっているのでクライマックスに来た時にはその記憶が薄れているのが、今作では終盤に来てるのでもやっと感に繋がってるのではないか、と思う。
まあ、あえてダメ出しを出しただけで全体的には楽しめたストーリーでした。
ゲームシステム的には、全体的にはジャッジアイズの方が、より探偵らしさがあったような気がします。
今回、壁登りとステルス戦闘が加わりましたがどちらも特定のシーンでしか使えないシステムで、なんだかイマイチだと感じました。
従来からあった尾行では、新しく誤魔化しアクションが追加されたり、チェイスでも、より追いつきやすくなってたり、比較的同じ場所をぐるぐる逃げてるのがすぐわかるのがちょっと興醒めだったかな?
(前作もそうだったかもだけど、そこまですぐ気が付く余裕がなかったんだよな)
‥‥総じて八神が探偵やってる感が前作より薄く感じたのだよ。
それは舞台となるのが神室町ではなく、横浜異人街であることも関係してるのかもしれない。
ホームタウンである神室町を離れて、新参者として異人町を訪れてることでの勝手の違いみたいなのが微妙に作用してるのかもね。
異人町のサブストーリーやってても九十九課のお手伝いでやってます感だったんだよな。
神室町の方もちゃんと街はあって、前作からの馴染みのお店もあったりするのだけどそこまでサブストーリーも発生しないし、食事とかもあんまりしなかったしな。ちょっとも少し神室町で楽しみたかった部分はある。
というかマップが広がった割にはイベント数はあまり変わらないのでちょっとスカスカした印象がないこともない。
個人的にはジャッジアイズの街の人たちと友達になるシステムが好きだったんでそういうとこが淡白に感じたのかも。
まあ、ちょっと不満ばかり書きましたが
スケボーで走り回ったり、ユースドラマみたいな展開は異人町だからこそとは思うんだけどね。
まあ、そういうことはともかくとして
DLCバック、
ブラックフライデーの時は見送りましたが、ビッグウインターセールでまたセールにかかってたのでついつい買っちゃいました。
ホントは海藤さんのサイドストーリーだけでも良かったんだけどね。ついつい。
新たに彼女候補が3人追加‥‥というかDLCないと候補1人だけでしかもユースドラマのガールズバーを進めないと恋人攻略できないんだよな。
そういう潤いが足りなかったところも良くなかった気がします