ロストジャッジメント始めました。
ジャッジアイズほどの勢いでは進めてませんが。
ま、それはそれとして
クリアし終えてから、 ジャッジアイズにハマった理由を考えてみたんですが、やはり一章の掴みが素晴らしかった。あれで次がどうなるが気になって気になって、一気に駆け抜けてたというところでしょうか。
しかし、クリアして事件全体の構図が開示されて、そこから逆算していくと
あの一章ってすごく変なんじゃね?と思ってしまいました。
つまり、羽村のカシラが犯人として疑われ、逮捕、起訴までされる必要性がないんだよね。
確かに羽村には疑いが掛かる要素はあった。
事件直前に被害者と接点があったことも事実。
泉田検事が、監視カメラの件で大ポカをやらかしちゃったりもしてますが、
黒岩が協力者である羽村をことさら犯人に祭り上げる必要が感じられない。
むしろ、積極的にアリバイを証明して逮捕はともかく、起訴を止めることのほうが理にかなってないか?
これが羽村でなく、全然事件に加担していない別の犯人を仕立て上げるというなら話は分かるんだけども。
合理的な理由を考えるとするならば、羽村が邪魔になった場合。真犯人・黒幕グループの情報を漏らす危険性がある場合。
もう一つは黒幕と実行犯を仲介する立場の羽村を排除して直接交渉することで中間マージンを取られることを嫌った、黒岩側の動機
(けど、いずれにしても逮捕・起訴するよりは直接羽村を殺してしまった方が後腐れないんだよな)
ただ羽村は逮捕された時点では全く裏切る様子はなかった‥‥まあ、そのあたりはヤクザモノの仁義なのかなという一応の説明がつくわけだが
ただ、アリバイ証明が難しくなって(ホストの件を自ら明かさなかったのも疑問。酔って記憶が飛んでたのか?)尻に火がついたことで、保険の意味で新谷にヒントを与えて、ここが糸口になるんだけど‥‥
結局、この一章の事件で真犯人側が傍観してるだけだったことが全てなんだよな。
羽村が逮捕・起訴されることによって八神に目をつけられ、
羽村が生野のことを漏らしたが故に新谷を殺害する事態になり、創薬センター事件と繋がることで更に八神の探究に火に油を注ぐことにもなった。
そして、新谷殺害を命じた通話記録が羽村から暴露されることによって、最終的に黒幕の致命傷となってしまってる。
全てが羽村の逮捕から計画が狂い、最終的に破綻してるんやけど‥‥
なにやってんだよ
まあ、そうなったらこの物語が成立しないし、頭から進めてると、そこまで気にはならないんだけどね。
まあ、実際プレイしてるとそういう細かなところはあまり気にならずに引き込まれる、そういうシナリオの推進力、勢いはすごく感じられたし、楽しくプレイできたんだけどね。
ただ、改めて振り返ってみると結構雑だよなって思っちゃうよな。