先日、出張中に腹部が痛くなりやっとの思いで自宅近くの病院
に駆け付けたところ、虫垂炎(盲腸)と診断され、主治医から点滴で様子をみる(ちらす)かあるいは手術かの選択を迫られました。レントゲンからみて状況が思わしくない旨のことを告げられて
気持ちの整理がつかないまま緊急で腹腔鏡手術を約3時間かけて受けました。結果的には虫垂が壊死しており手術を選択して良かったが、3日間は術後の痛みとの戦いで、部屋から一歩も出られずにほぼベッドで横たわっている状態でした。点滴などの管が繋がっているため立ち上がって歩く気力もなく、まさに日にち薬というように
回復を待つ日々を送っておりました。自分が入院して分かることが、主治医の先生をはじめ看護師さんは初日の夜は30分おきに血圧と体温を測るなど24時間体制で患者さんを見守り続けており医療機関の大変さを身をもって感じました
一方で急な入院・手術を経済的な側面からみると、公的医療保険で高額療養費制度があり、自己負担額が年齢や所得により決められております。基本的には病院の窓口で立て替え払いを行い、手続き後に高額療養費として還付
されます。しかしその他、今回の経験では一週間ほどの入院で相部屋か個室かの選択があり、個室は全額自己負担となり当然、病院により異なりますが、大阪市内などでは15,000円/日を超えるところもあるようです。病気やケガでの入院は精神的苦痛がある中、経済的苦痛に対しては医療保険やがん保険である程度カバーしておきたいものです