平成16年4月に保険募集人としてスタートして今年で13年目を迎えますが、過去を振り返ってみると、保険業界ならびに保険会社の変化への対応の歴史ということになる。今回マイナス金利が導入されて金融機関である保険会社にも影響を与えている。相続対策や安全な資産運用を目的とする一時払い終身保険が一部で販売停止になっているが、この背景には契約者に約束する運用利回り(予定利率)ならびに金融庁が保険会社に対して設定している予定利率の目安とする運用利回り(標準利率)があります。
ちなみに2013年4月に金融庁は低金利を受けて、生保各社の保険料算出の基準となる標準利率を1.5%から1%に引き下げた経緯があります
少子高齢化の日本において保険会社により戦略も異なり、まさに変化を見極めていきたい。生命保険はハイリスク・ハイリターン
の金融商品ではなく、公的な社会保障制度の補完として年金や医療、介護などカバーする一助になると考えています。また、最終的には保険を活用してお客様にとって将来のメリットになるのかを我々は判断していきたいと思います