夜の世界に見切りを付けて
ハワイに留学するまでのお話を
書いています![]()
以前のものはザックリ書いたので
詳細を足しながらの再投稿です
ホステスを20年間してきた私が
37歳の時にすべてを手放し
ハワイに留学したお話
いつも読んでくださり
ありがとうございます
気軽にコメントくださいね ![]()
直樹のことが忘れられないなら
俺を利用すればいい...
望月くんから
そんなふうに言われて
彼との関係が
どのようにして始まったのかを
今日は書きたいと思います。
私はお酒を飲まないし
仕事が終われば喧騒から離れて
ひとりで静かに
過ごす時間が落ち着く。
寂しくて誰かと
一緒にいないとダメ…
とかいうタイプでは全くない。
望月くんに『俺を利用してよ』
って言われて
まあ、よく言うじゃない?
『忘れるには新しい恋』って...。
だけど、別れてから続いている
この意味不明な苦しさみたいなものが
他の誰かに意識向けたら
本当に和らぐのかどうかは
正直わからないし
今は、好きになれそうな人も
心が惹かれる相手もいない。
じゃあ、自分に
心が惹かれる相手もいない。
じゃあ、自分に
好意を向けてくれる誰かと
男女の関係になれるのか?
男女の関係になれるのか?
って考えると
それは心苦しいというか
苦痛に感じちゃう。
じゃあ、望月くんは?
望月くんに特別な感情はない。
でも嫌いな相手でもない。
彼は、私が直樹を忘れられずに
苦しんでいることもわかった上で
『忘れるために利用していいよ』と
『忘れるために利用していいよ』と
言ってくれている。
しかも、既婚者だから
しかも、既婚者だから
必要以上長い時間
一緒にいることを
求められる心配も
ないんじゃないかな....
そしてなにより
望月くんは
直樹が大嫌いな人...
私が彼と関係を持ったと知れば
直樹はきっと、私との復縁を
望むなんてことはなくなる...
望月くんと
関係を持てば
直樹との関係に
『トドメを刺せる』
そう思ったのが、一番大きかった。
お互いにとって
都合の良い
割り切った関係
直樹との関係を
完全に切り落とす目的
そして、以前から誘われていた
ホテルの中にあるレストランでの
食事に行くことを了承し
その日に、私たちは
男女の関係になったんだけど....。
その時ね、頭の中は凄く冷静で
ドキドキもなく、心地良さもない。
だからと言って
嫌な気持ちはないんだけど
なんて言うかな...
頭の中で色んなことを考えてたよね
枕営業とか、売りは未経験だけど
『 お仕事としてのSex 』
って言うのがあるのならば
こんな感じなのかな....
そんなことを思いながら
彼と身体を重ねていました。
最終的に、望月くんとの関係は
わずか3ヶ月で終わった。
だけれど、その短い期間で
『関わるべき相手ではなかった』
ということを
思い知ることになります
読んでくれてありがとう


