日韓 年の差夫婦です
バイリンガルの10歳娘の学習や
日本での暮らしの中で感じたこと
などを綴っています
先週の日曜日のお昼頃
そろそろ洗濯でもするか...
と、ヨボヨボと動きだしたら
『 ママ.... ママ....』と
玄関から弱々しい娘の声がして...
行ってみると、娘が水槽の前で
大粒の涙をボロボロ流しながら
『金ちゃんが... すごく苦しそう』
ヒィィィ
(老婆の悲鳴)

金ちゃんとトトちゃんは
2年前の夏祭りの金魚すくいで出会い
この子たちを迎え入れる前に
水槽管理者の私の弟に許可を得て
うちで迎えた子たち 



(弟はうなぎを捕まえてきて3年後に
川に返すとか、魚を愛する男です)
金ちゃんとトトちゃんは
めちゃくちゃ元気で
10倍の大きさに育っていて(巨大化)
でも、数ヶ月前
金ちゃんが逆さまになっちゃって
転覆病だってことで
弟が餌を変えたりしてくれて
金ちゃん、1ヶ月くらいかけて
元の位置に戻る 

その後は、いつものように
餌をオネダリして
元気だったんだけど
ここ数日、二人で
真冬の低温の時みたいに
水槽の端っこでじっとしててね
娘に
『あの子たち動かなくない?』
と聞くと
フィコの前では元気だよ
餌も欲しがるよ~ 

とか、言っていて。
本当にぃ? あの子たちは
通りかかる人間が、誰なのかを
認識し始めてる....?
とも思ったけど
それにしても動かないし
どうしたもんかな...と
気にしていたら
やっぱり
病気やんっ 





弟にすぐに連絡して
弟が薬と隔離用のケースを
買って来てくれることになって
その間、娘は
金ちゃんたちにiPadで
Healing Sounds の
音楽を流して聞かせ......
自分の御守り袋を
水槽の前に設置



ヒレに白いモヤモヤもあるし
旦那が、病名を調べて
魚も神経があるから
苦しい、痛いハズとか言ってて
魚の病院があるとか...ないとか
(マジで?)
そんなこんなしていたら
弟が来る前に
金ちゃん...
ご臨終....






白いものが感染していたので
ただいま、薬のお水で治療中 

トトちゃんが寂しくないように
おもちゃの金魚、置いといた

と、娘っ子....。
私は、お世話も大変だし
『死』もいやだし
昔から、生き物を飼うとかが
嫌いなんだけども。
(金ちゃんの死もショック。
誰の身代わりに
なってくれたのかな...
)

でも、こんなにも純粋な心の娘と
家族というチームになれて
本当に良かったなって思ったのと
娘が金魚のお世話を通して
生き物に愛を与え
命を守る責任の心を
学んだんじゃないかなと思う
金ちゃん
ありがとね


