そうそう
遺産相続で揉める
って。
って。良く聞くよね～、と
うちの母の話を思い出したので
シェアさせて～ 
(って、長くなっちゃったから
義理母の話の途中だけど
分けて書きます 
)
)(興味無い方は、スキップしてねん)
もう25年以上も前の
話なんだけどね
うちの母の父親
(私のジィちゃん)が
亡くなった時
葬儀中なのにも関わらず
遺産目当ての人の本心が
炙り出ちゃったというか
つい、本音が出ちゃった
みたいになって。
うちの母が、火葬場で
ブチ切れ～、大発狂～ 
からの、大騒ぎ～ みたいな
今思うと、あれは
遺産相続で揉めたというよりも
1円でも多く相続したい人が
(しかも第三者ね)
うちの母を排除したくて
つい口が滑って
良からぬ言葉を吐いちゃったっ
しかも、娘の私にむかって～
みたいなことがありまして 
そう、あの時。
私がなにも言わず
我慢して黙っていたら
あんな大騒ぎには
ならなかったんだけどね...
でも、あの時も
ジィちゃんが
『こいつに気をつけろ』
』と教えてくれたんだ....と
今でもおもってます。
事の発端は、お通夜の時
一晩中、蝋燭の火とお線香を炊き
ジィちゃんの唇が乾いたら
水を含んだ脱脂綿で
濡らしてあげて。
たしか時間は
夜中の2時くらいだと思う。
その時間に
ジィちゃんのそばにいたのが
私と、いとこが2人
それと
母の妹(三女)の旦那さん
(以下、ミキオ)の計4人
ミキオは隅の方で
ずっと、酒を飲んでいたの。
ミキオは、サラリーマンで
昔から、酒に酔うと
ジィちゃんや母の姉(長女)に
媚びつくような言動が
チラチラ見え隠れするような。
4姉妹の旦那連中の中で
ゆいつ不真面目というか
浮気もしている....
なんて話も
叔母から聞いたりもしたし。
ま、でも叔母が
かなり肝の座った女性だったので
泳がせてもらってたのか
今に至るまでも離婚もしないで
一緒にいるような感じなんだけどね。
ミキオは、飲んでない時は
借りてきた猫状態の男で
子供の時から私は
この人、親戚でゆいつ
なんか好きになれない叔父さんっ
そんな存在だったんだけど。
その通夜の夜
ジィちゃんの遺体の前で
無言で飲んでいたミキオがね
突如、私に向かって
ごちゃごちゃと言ってきたの。
その内容が....
悲しいフリなんて
するんじゃねぇ
泣きまねなんかも
ヘドがでる
お前らが
財産目当てで
ここに来たのは
わかってる
お前らは
外孫
バァさんからしたら
迷惑で
邪魔な存在
お前の母親が、昔
この家を出た時から
他人も同然
財産欲しいのは
お見通し
いい加減にしろ
バァさんに
疎まれてるのが
わからない
バカなやつら。
バァさんは
お前のことなんて
孫なんて
思ってねーよ
早く帰れよ
こんなことを
ペラペラと言われたの。
面白いな～と思ってね
黙って聞いてたんだけど。
そのうち
ヘラついた笑みを浮かべて
おい
俺を誘惑してるのか?
おい
俺を誘惑するなんて
100万年、早いぞっ
お前は
今までそーやって
男を
操ってきたんだろ?
俺は誘惑できねーぞ
俺は簡単な男じゃねぇ
へへっ
とか
だ、大丈夫、このおっさん?
って感じで、ウダウダと
暴走しだしたのよ 
私は、もうその頃は
ガッツリホステスだったし
酔っ払いの扱いはお手もの。
そっか、うんうん....って
素直に聞いてるフリの
接待モードが
心地よかったのか
ミキオは最後には
ここを出ていった
お前の母親には
1円も渡さないっ
と、でかい声でわめいてた。
うちの母は四人姉妹で
母は次女。
母が18歳の時に
ジィちゃんが家主だった
賃貸に電気屋さんが住んでいて
そこで、父が見習いとして
働いていたらしく
ジィちゃんが、交際に大反対で
許可もしていないのに
母は父に付いて行き
勝手に結婚し
半駆け落ち～って
感じだったらしい。
長女が婿養子を取り家を継ぐのは
母たちが子供の頃から
決まっていたらしく
長女は、実家を継ぎ
婿養子も含め同居(同じ関東)
三女と四女は
実家の近所に
200坪つづ、土地を貰って
家を建ててもらったの。
うちの母は
19歳で私を身ごもり
父と一緒に東京暮らし。
で、貧乏。
ジィちゃんは、その後も
よ～く、母に言ってたっけ。
こっちに戻ってきたら
お前の分の200坪の土地に
その上に家を建ててあげると。
それを断固として拒否してたのが
うちの父親。
うちの父親は、今でも
人の悪口とかを
全く言わない人なんだけど
私が小学生、中学生の頃
父が母との会話の中に
必要以上の金は
人を腐らせる
お前もあそこに
ずっと居たら
同じバカに
なってたぞ
そんなフレーズを
何度か聞いたことがあってね。
母の実家の人たちのことを
言ってるんだろうな～と
子供ながらに
理解していたんだけど。
母の姉(長女)の長男と私は
同い年で
小6くらいまで
本当によく遊んでいたの。
ジィちゃんが亡くなった時は
私も25歳くらいになっていたので
もう、お互いに泊まりあうとか
一緒に出かけるとかは
全くなかったけど
ジィちゃんが
もとは新潟の人なので
うちの母が頻繁に高速を運転して
実家に米をもらいにいくのも
続いていたし
私たちも、お米もらいついでに
ジジババの顔を見に
付いていくとか
いとことも交流が続いていたので
毎年ではなくても
お正月に顔を出すとか
時々、会っていたのにも
関わらず
酒を飲んで豹変したミキオに
帰れよ、出てけ
とか言われ続けるという
なんじゃこれ?っていう
一晩を過ごしたんだけど。
このあと、私の行動によって
早朝から
泣き声や怒鳴り声が飛び交い
大荒れすることになります
あっ。
うちの父親の実家なんかは
ま、田舎で農地や
山ばかりだからかもだけど
全く、揉め事はなく。
家を継いだ長男の指示に
他5人の姉弟がなんの不満もなく
はいはいと
財産放棄の書類に印鑑を押して
いまでも揉め事知らずな
円満関係です。
ま、でも、うちの母親みたいに
遺産相続で家族間に亀裂が入り
未だに修復しない
関係もあるからね～
『お金』って
人の本性を
炙り出すの
それは
間違いないねぇ 
続きは最終話の②へ
今日もお天気良かったな
(空を見るのが大好きです)
