レストランで
スマートフォンが消えるという
奇妙な体験をした
【盗難②】のお話の続きです
私のスマホのバイブレーションが
鳴っているのに
スマホの姿はないという
奇妙な状況の中
私はバイブレーションの音が
全く聞こえないので
なす術もなく
テーブルで平静を装い
娘に食事を取り分けながら
自分のスマホのバッテリーの
残量の心配をしていたの。
っていうのは
スマホがない
ってなった時点から
旦那は、途切らすことなく
ずっと私のスマホに電話を
鳴らし続けていて。
途中で、バッテリーがなくなると
バイブレーションの音も消える
そうなってからは
どうすればいいのか?
諦めるしかないのか?
って、悶々と考えてたの。
事なきを得て自宅に戻ってから
着歴を確認してみると
旦那が私のスマホに
電話をかけ続けた時間が
この時点で、25分間だった
25分間もの間
お客さんが(うちら)
テーブルの料理に手をつけずに
消えたスマホの
音の出処を探している
(居合わせたお客さんは
皆、うちらの状況を把握してる)
なのにね
サーバーの女の子は
私たちのテーブルの横を
何度も通り過ぎているのに
そのことに関して
なにも触れてこないの
むしろ、彼女は仕事がないときは
私たちに背を向けて
なるべく私たちに
声をかけられないように
してるようにも見えて
むむむ....
この子に盗られたかも
と思う、私。
(旦那は、サーバーか
お客さんの誰かか
と思ってたらしい)
狭い店内は
この時は、もう満席。
あとで旦那が言うには
微かに聞こえるバイブ音なので
誰もいなくて
邪魔な音がなかったら
音の出処を突き止めることが
出来たと思うと。
でも、みなの喋り声や雑音が多く
耳のいい旦那でも
なかなか音の発信源に
たどり着けなかった。
でも旦那は、探すことをやめずに
私のスマホに電話をし続けて
今度は
私たちの
テーブル周辺だけでなく
入口やレジの付近まで行って
耳を頼りに探っていったんだけど。
次の瞬間
旦那がね
『 聞こえる
ほら
聞こえませんか
』
』と、大きな声で叫んだの
私たちの
テーブルから
離れた
お店のレジの前で。
もちろん
そこに居合わせたお客さん
全員、旦那の方、見たよね
え、そこレジじゃん
みたいな、顔して 
そしたらね
おいおい、そこレジだよ
何事だよっ て感じで
中で調理してたオーナーが
レジの前に出てきたの
『えっ? ここになんか用ですか?』
って言って。
この後、このオーナーの発言に
大きな違和感を感じます
ねぇ、私のスマホ
はよ、返せやっ
続く
ウォーキングの目的地をラーメン屋にして
ラーメンを食べて帰ってくる、うちら。
痩せれなそうだけど
健康維持のための運動なので
これも良し
