何事も自分のプラスへと変える力が身につく~アメリカ滞在記 | 日韓年の差夫婦☆バイリンガル☆脱ステ

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元ホステス、その後ハワイへ。同じ大学だった、12歳年の違う韓国人旦那と結婚。子供をおうちでバイリンガルにすることを成功しました。『相手の好きに触れる』このテクニックがホステスも育児も同じだな~と思う今日この頃。独自の育児法や家庭学習のことなどを綴ったブログ

ハワイで出会った日韓夫婦
高齢出産からの
お家でゆるいトリリンガル育児に挑戦

4歳1ヶ月の娘を連れ
ただ今、アメリカオレゴンに滞在中~


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最初の1週間を終え
迎えた月曜日の朝のキンダー

クラスに入るいなや、クラスから飛び出して
泣きながら『 行かない!!』と訴えてきた娘。


私の様子を伺いながらの我儘とかじゃなく
本気でそう思っているんだなと
言うのが、すぐにわかる泣き方でした。


そして
日本の幼稚園の先生やお友達に会いたい....と
自分の気持ちをきちんと
伝えてくれた、娘。



そっか
自分の慣れ親しんでいた日本の幼稚園から
突然、言葉も環境も違うところに来たんだもの

不安だし
心地がよいものじゃなかったんだね



きっと
英語という言語を使って
自分らしさを表現することが上手く出来なくて
つまんないような、もどかしいような

そんな感覚だったんかなと思う。




私が留学中
何度も同じような気持ちを経験した。


『 日本語だったら、もっともっと
     相手を楽しませられるのに.... 』


と、日本語と同じように英語が話せないこと

自分の感じたまま
何かについての考えを
英語ですぐに言えないことが

悔しかったり、寂しかったり。


それをね
『 言語という壁』と感じてしまう人もいたり
英語でのコミュニケーションを
『 恐怖 』と感じてしまい
早々に帰国してしまう人もいたりして。


私の場合はというと

なんとも言えない
落ち込んだような気分になるような
相手に伝えられなかった残念さというか
そんな思いが良くあったな。


でもね
意識的に
そんな気持ちから抜け出そうと試みて

その時に
 言いたいけど言えなかった
日本語での自分の考えや意見を

一生懸命、辞書で調べて
英文にして。

声に出して読んでみて
覚えて。


次の機会があったら
絶対に、この文書を言えるようにしようって
『自分のオピニオンフレーズ』が
沢山書かれたノートを作って
いつも眺めてたな。


旦那は、大泣きする娘をみて
もう行かせるのを辞めようと言ったけど

私の意見は違いました。



娘がどのように感じたのかは
私には明確にはわからない

でも、娘の経験した感情は
絶対に悪いものではなくて
もしろ、この貴重な体験を出来たことが
このオレゴン滞在の
大きな収穫のひとつになるんじゃないかなと。


こういう気持ちだけに限らず
自分にとってハードと思える状況だったり
不安しか感じない
知らない世界での戸惑いだったり
どんな気持ちや経験も同じなんだけど

それらの感情の先には
必ず、得るものがあって。


それって
自分で
自分への
プレシャスなギフトに出来るんだよね

でも逆に
自分への
最悪なギフトにも出来るんだけども。




英語が話せる、話せないとか
何ヶ国語話せる、話せないとか
海外経験があるとか、ないとか

そんなことは、全然重要じゃない。


私がすごく大事に思ってるひとつは
『物事の捉え方、考え方の視野の広さ』
を持っているか、いないかっていうこと。


それらは自分の
『考え方の偏り』にも関連してるし
もちろん『思いぐせ』にも繋がる。


私の20年間のホステス経験で
悟ったひとつが、これ。


視野の狭さが
その人の考え方の偏りを作っていて
それらが、その人自身を苦しめてる。


不平不満
勘違いと思い違い
批判と拒絶
自己防衛と正当化
劣等感と優越感


それが自分の中で溢れることによって
苦しむのは
他者じゃない

苦しいのは、いつでも自分自身。

でも当の本人は、それに気がつけない。


全ての原因は
他者や環境のせいだと思い込んでいるから。




娘のアメリカの幼稚園での経験が
娘に素晴らしい、何かをもたらしてくれると
そう信じているので
娘は、引き続きキンダーへ通ってます。


自分に心地が良くないと思える環境にいても

それを自分のプラスする方法を見いだす

プラスに変える方法が必ずあるってことを

まず知る

それを体験すること。




人って
学習するし、慣れることが出来る生き物なので
苦手なことだったとしても
場を踏んだ回数だけ
少しずつでも
上手に出来るようになってたりすんだよね


娘に『自分のプラスにする方法を見出す力』
を身につけさせてあげたいと願うのは

娘が
『自分を幸せに出来る人』
になって欲しいから。

この思いにつきる。



クラスの外で
泣いて訴える娘を膝に置ながら、話を聞き

そのあとは楽しい想像が出来るように
ポジティブな考えを提案して、励まして。



時間にしたら5分くらいで
泣き止んでくれて
一緒にクラスの中へ入ってくれました。


私がした提案は
今日はママもアッパも一緒にクラスで過ごす
ってこと。

フィコが寂しくならないように
今日は、ずっと一緒にいるよと言ったら
ノロノロとだけど
みんながいるサークルの中に入って行きました。



チラチラと私の姿を確認し
サークルから離れ
私の膝にまとわりついてこようとしてたけど

私は娘の1メーターくらい後ろに居て
意識的に、娘と目を合わせることは避け
見守っていました。



その時、ほかの子たちは
海の動物のことの勉強を
初めようとしていたんだけど

先生が、最初質問で
海に住んでる動物なに? と聞くと
娘が『 Dolphin!! 』と、1番に答えて ました。


その後も
私に触れることができない娘は
隣の先生の膝を触ったりして
誰かに抱かれたい様子で
授業に集中していない様子だったけど

海にも陸にもいる動物は知ってる?
の問いには
『 Crab !! 』と
これもまた、先頭を切って答えてました。

そんな姿をみて
楽しくないわけじゃないんだなと思った。

きっと、週末の家族時間が楽しすぎたのと

人を笑わせて注目されるのが好きなのに
それが英語で上手くできないこと

日本の先生とアメリカの先生の
子供の扱いが違うこと



娘の中で
そんなかんじの戸惑いがあったのかな。