毎日が楽しくて高収入な
夜の仕事、ホステス
そんな 20年間に終止符を打ち
ハワイに渡ることを決意
心が子供から大人へと
成長する過程での
私の思考と価値観の変化を
ここに書いて残そうと思います
2016年から書き始め
途中で放置をしてしまったので
リタイプしながら再投稿します。
水商売次代のお話が主になりますが
良かったら読んでください
時給が高くて
名前が格好が良い英語
黒とシルバーを基調とした
CooLなお店だったので
ビリヤード台のあるBarだと
勘違いした末に
ホステスデビューを
することになった、私
そんなお話の続きです
17歳当時も、黙っていれば
20~23歳に見られることが
多かった気がする。
でも、喋れば
中身はまだまだ子供で
そんなことも知らないの?
っていうことが沢山あった。
例えば、お店でお客さんに
おつまみの注文を受け
それを厨房の男の人に
伝えにいくと
レバ刺しにタコわさ?
居酒屋じゃあるまいし
そんなメニューうちにはないよ
と、言われ、お客さんに
からかわれているのもわからない。
うちの父は
お酒を一滴も飲めなかったので
家にアルコールはなかったし
どんなものが酒のツマミで
なにが居酒屋のような
メニューなのかも
わからないし
居酒屋で「お通し」というものが
存在することも知らない。
そして、そのお店で
初めて知ったのが
酒に酔う人の存在
お酒を飲んでいても
全然、いつもと変わらず
温厚の人もいるのに
入店した時から
いやに横暴で横柄で
目に付いた人に絡んでいく人いて。
そういう男の人が来店すると
猛獣使いのような女の人が
その人を担当して
上手に機嫌をとり
他のお客さんに迷惑が
かからないよう
良い子にいさせていたり
するんだけど。
そんな感じで
お酒を飲んでいる大人たちが
私にいろいろと
話しかけてくるんだけど
それらが
ジョーダンなのかも
本気でいっているのかも
全然区別がつかなかった
当時17歳の私。
だって、誰かに
からかわれる経験?
今で言うと「いじられる」
経験っていうの?
そういうのがなかったし
酔った大人の中で
面白い会話をしながら
笑いあう
なんていう経験はゼロなわけで。
大人が言ったことは
なにも疑わず
すんなり、ふーんと
受け入れてしまうというか。
ソロで来ていたお客さんに
ほうじ茶ちゃん、自転車でしょ?
帰り、後ろに乗せて行って!
と言われて
その人のことは嫌いじゃないし
別に普通に、あ、いいよ!
って答えて
帰りは一緒に
帰るつもりでいると
他のお姉さんたちが
こらこら、だめだめ!
この子、なんでも
信じちゃうんだから!
ほうじ茶ちゃん
お客さんを乗せていくとか
送るとか
そんなの絶対しちゃだめよ
そんな感じだったと思う。
(そう言われても心の中では
え?なんでダメなの?
みたいな )
スマートフォンもSNSもない
あの時代
電波に乗ってくる映像や文字から
新しい世界を知って
知識を得るなんてことは
ほぼ出来なかった
だから
人との繋がりを作るのも
知らない世界を知ることも
本や新聞、テレビ、ラジオ
あとは、口伝えで聞いた話とか
そんな手段を通じて
新しい世界に繋がっていってたよね

