蓮のメモ帳 viola violin -4ページ目

蓮のメモ帳 viola violin

弦楽合奏サークルでviola弾く婆。
時々violin。

ちょうど、二週間ばかり前にビオラの弓の毛替えをしたばかり。


新しい毛は松脂がすべってなかなか付かないので、松脂(アルシェ)に傷をいれました。

紙やすりがなかったので、カッターでこまかく網の目をいれてから、スリスリスリスリ。よっくスリこんで、やっと音が出るようになるんですよね。


そんなビオラの弓に、実験のためベルナルデルをつけて弾いてみました。

あんまり違わないな…

二週間前にだいぶアルシェをすりこんじゃったしな…


色について見てみると、アルシェのほうが色が薄いじゃないか。

一般的に、色が薄ければライトよね?


あ〜〜もう わかりゃにゃい〜 ガーン


そうだ、500円くらいのも持ってたんだ。

あんまり安いのはどうかと思って使っていなかったんだけど。

バイオリンからチェロまで共通と書いてある…

これはまたおおざっぱなのね…

でもベルナルデルもオールマイティかな?

もしかして、ベルナルデルよりもアルシェアルトのほうがライトなのだろうか?

という疑問が浮かんでくる。




とりあえずバイオリンにはこの大雑把を使うか…?

悩むぞな…


友人に話すと、

「アルトはいわば中間的な松脂なんでしょ?バイオリンもそれで充分じゃない? 

1、2週間弾いていれば、耳で聴きながら自動的に脳が合わせるよ。人間の方が松脂に合わせて、バイオリンの雑音(があるとして)も取れるように弾き方が変わる。

同じ松脂を使っても、それぞれ自然に弾き方が変わってうまく音が出せるようになる。

とはいえ、バイオリン専用を買ってなめらかさを楽しむのもまたいいと思う」

とか言うのだった。そ、そうかね…


比較のサイトやメーカーのサイトも見てみたが、結局どうすればいいのかよくわからない。


あ〜〜もう わかりゃにゃい〜 ガーン

バイオリンを購入したわけですが(ただいま改造中)松脂に悩んでいます。


去年、ビオラ用の松脂にアルシェの「アルト」を購入しました。


アルシェには「ソプラノ」「アルト」「テナー」などなどがあって、「アルト」はビオラ用なんですよね。

「ソプラノ」がバイオリン用です。


とはいえ、ソプラノとアルトはバイオリン・ビオラ互換性ありというか、好みでどうぞという感じらしいです。

「アルトはバイオリンには使えない」わけではないので、兼用してもよいのです。

しかしわざわざ「ビオラ用」をバイオリンに使いたくないなぁー。


レンタルバイオリンには、「ベルナルデル」が付属していて当然こちらを使っていますが、ベルナルデルは返却しなくてはなりません。


⚫︎今後、自分のバイオリンにビオラと兼用で「アルシェ アルト」使うか?

⚫︎バイオリン用に新しく買うべきか?



ためしに、レンタルバイオリンのほうに「アルト」をすりこんで弾いてみました。

ロングトーンで音を聴いてみると、

シャリシャリシャリシャリ…ザリザリザリ…

とかすかに雑音が鳴るような……むむ?

気にするから聞こえるだけかな??


ひっかかり(音の出だし)や弓の返しはどちらも充分よい気がする。あまり違わない。

私は軽いタッチでなめらかに透き通った音がいいので、やはりバイオリンにアルシェ アルトは使わないほうがいいか。


…するとまた松脂買うのかいな… 凝視


アルシェ「ソプラノ」を買ってみたいな。

どれくらい違うのかな?





弾き比べるといっても、弦についたのはしっかり拭き取るけど、弓の毛には上からすりこむわけで、厳密にはまざってしまうしな。

あんまり違わない気もする。 。

ベルナルデルは、「バイオリン用」とうたってはいない?ので、当然ビオラの方も使っていると思うし。

てことは、アルシェアルトもベルナルデルもそんなに違わないってことかな!


あーもう わかりゃにゃい〜〜 ショボーン



先日の合奏で、シベリウスの「アンダンテ・フェスティヴォ」 (1922年 弦楽四重奏版)」初合わせ、ビオラで参加しました。


この曲は全く知らなかったので、譜面をもらってからYouTubeで聴いて、どんな曲か、感じをつかんで練習していきました。

便利な世の中ですね。


昔はスマホもYouTubeもなかったので、

「今度の演奏会は◯◯の交響曲◯番に決定」

と聞いてその曲を知らなかったらたいへん。

レコード屋さんに行き、ものを探し、高いレコードを買わなくては聴けませんでした。


なので、NHK FMのクラシックアワーで、交響曲をはじめいろいろと、カセットテープに録音していました。

ラジカセを用意し、曲の始まりに合わせてガシャと録音ボタンを押し、もしもテープが足りなければひっくり返して録音したりして。

90分テープなら、片面45分だからだいたい間に合いましたが余るとこんどはピアノの小品などを入れたりするけど、足りなくて最後が切れたりね。

60分か90分のカセットテープはたくさん持っていました。


今は、どんな曲であろうと即座に聴けますね〜。

すごいことです おやすみ

合奏なんてやっていると、知らない曲はもちろん、知ってる曲でも確認したいし、ホントに助かる。


この曲は教会音楽のような、とても美しい曲。

1stバイオリンはほぼずっと主旋律ですが、ビオラは中間部を担う「ナゾ旋律」。

YouTubeで何度も聴いたので曲を覚えちゃいましたが、さて合奏したら

「わー!YouTubeで聴いてたのと同じだあ!」

と当たり前なことに感動。同じ譜面だから同じなのは当然だけど、再現できてて感動。


弾きながらきれいなハーモニーに包まれて、自分が出している音と、全員の音の中で、幸せを感じました。

弾いてて「ああ、美しい、癒される〜お願い」と思ったのは初めてかも。

こういう曲こそ、ビオラのナゾ旋律は弾いていてすごく楽しいです。初合奏だったので特に面白かった。



1stバイオリンは主旋律だから、「なにがあろうと我が道を行く」って感じで弾くんだけど、ビオラは違いますね。

ビオラは、主旋律を聴きつつ「ついていきますアナタに」「あなたに合わせます」って感じで弾くのよね。


両方を弾いてみると、そんな気がします。