ページをめくるように別次元の世界が連なっているという。

日常の景色がちがうものになるときがある。

感情を通して見ることは別次元の体現だ。しかし

大概の者はこんなハズではないと記憶の日常を当てはめてしまう。

フィルターとなった感情は消えないためそのときの景色は覚えている。

忘れるのは日常に戻りたいという執念が生んだ能力だ。

安心や満足では、とりあえずとしておける。

だがその中間でもっと緻密に、

あるいは逆に、もっと豪快にやりたいとあこがれる。

踏み出せばとりあえずではいられなくなるだろう。

その予測は経験のない空想の世界だ。

求めているのはとりあえずの世界だ。

夢中であったり必死でいるときはそれだけで許される。

余裕がうまれても気づかないフリをするのはまだ許されていたいからだ。

うちこめる対象をなくしたとき呆然となる。

許されていたときの優越感は忘れられないものだ。