東京都の私立認可保育園に勤務する保育士です
連日いろいろなことが起こります
他害行為について以前書きましたが
先日、座って絵を描いているときに
他児から通りすがりに顔を指でツンツンされたことに腹を立て
相手の顔面を思い切り引っ搔き、一部出血して受診するという
トラブルが起こりました
指ツンした方は、フレンドリーな感覚で近づいたのかもしれません
でも、突然無言で近づいてきて
一生懸命に描いているところを邪魔されるのは、
ちょっかいを出されたと思うのもわからなくもありません
(暴力を正当化するつもりはありません)
私は療育担当なのでそのトラブル報告を聞いたときに、
併せて録画された防犯カメラの映像を見ました
映像を見ながら
こんなにものすごいスピードで相手を追いかけているのに
持っていたペンのキャップを閉めてから行っているのは偉いよね
と担任に話したら
そこですかぁー?私、全然気づかなかったけど…
と言われました
もうさ、病院受診になるようなケガをさせていることは
誰がどう見ても良くないよ。
ケガをさせたのは、悪いのは悪いよ
でも、こういう日常の本当に些細なところから
その子の良いところを見つけて、褒めてあげる習慣を
意識していかないと、私たちのスキルアップもサポートも難しいよ
悪いことの中にも、良いところがあったって気づいたら
否定だけでなく、それは小さくても光になるよね?
画質の悪い映像の中ですが
怒って立ち上がり、でもペンのキャップをつけてから追いかける姿は
はっきりと分かりました
そっか・・・
確かに、良いところを褒めてって臨床心理士の先生にも言われた
問題は多々ありますが、
少しでも良いところに気づいていけたら、支援の力になるような気がします