どうも。
この度ブログを移転させていただくことになりました。
http://ameblo.jp/hhhhzjyo424/
これが新しいブログのURSです。
そしてですね~名前のほうも純白の黒猫に変更させていただきます。
小説のほうも新しいところでやっていこうと思います。
今後もよろしくお願いします。( ̄▽+ ̄*)

 

「お、おい。ちょっとまってくれ。」 

「・・・・・・・何か用?」
彼女は振り返って言った。

よく見るとなんていうか・・・・・・すごい露出度の高い服装をしている。見ているほうが恥ずかしくなってくるような感じ。

お、そうだ何か言わなきゃ。

「えっと、君の連れてるそれ、一体なんだ?たぬきか何かなのか?」  
とりあえず疑問におもったことを聞いてみた。

「たぬきじゃないわ。この子はチャンプル。友達なの・・・・・・・」

とりあえずペット的な何かだということは分かったんだけど一体なんていう動物なのかということが知りたかったんだけどな、俺は。

「シーサー。この島の守り神。」

シーサ?ブラマヨの小杉のギャグのことか・・・・・・・・・ イヤ、誰かツッコめ。悲しくなってきた。
 
そんなアホなことを考えていると、「ミナー!ミナー!」女の子の足元にいたシーサー君「仮名」
が突然大声で叫び始めた。
なにかにおびえているように見えるんだが気のせいか?

「チャンプル?まさか妖が近くに!?」

その時、茂みの中から大きな怪物が出てきた。これは俗にいう赤鬼というやつか?体が赤く
一つ目で角が生えている。

「ウガ~~~~~~~~~!」
なんとも安っぽいというか、特撮ものの怪獣みたいな感じでそいつは叫んだ。

ベタにいくと普通ここで金棒とか持ってるんだろうけど、そいつが持っているのはナタ。
人の体なんか真っ二つにしてしまいそうなやつ。

そいつがこっちに向かって走ってくる。 これはまずいんじゃないだろうか?
俺の人生はここで終わりか!? おもえば苦しい人生だったよな~~~

そんなことを結構まじめに考えている俺。そんな俺に向かって赤鬼がナタを振り上げたその時、

ドッス

鈍い音がした。

きずけば怪物には数本の矢が刺さっていた。

「ヴォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーー」
断末魔とともに怪物は白い光となって消えていく。

俺はその光景を見てただ立ち尽くしているのだった。
なんだ?こいつはいったい・・・・・・?
俺は初めて見るその生き物が何なのか、分からなかった。
「たぬき・・・・・・・じゃないよな?」
俺が困惑していると、そいつはいきなり逃げ出してしまった。
「お、おい!まてよ!」
俺は好奇心からそいつを追いかけた。
「お、おい!まってくれよ。」
謎の小動物は坂道をすごい速さで駆け上っていく。
「おい!お願いだから待てって!」
いまさらながらに自分の運動能力のなさを後悔する。高校の時に部活にでも入っとけばよかった。
汗だくバテバテになりながらも俺は追いかけた。
そして目的地の見晴らしのいいスポットにまでやってきた。
崖のようになっており、眼下には美しいさんご礁が見える。
景色に見とれていると、目の前に人影が現れた。
白銀で後ろでくくった長い髪、吸い込まれそうな青い瞳、そして美しい褐色の肌。
一言で言えばめっちゃかわいい。
その娘の足元にはさっきのたぬきもどきがいた。
どうでもいいが俺はすごい上がり症でかわいいこを前にすると何をしゃべっていいかをからなくなちゃうんだよな・・・・・・・・・・・・・・・
「あ、あの・・・・・・」
何を言っていいか分からず焦っていると、
「近づかないで・・・・・・・・・・・」
そのこが急に俺に向かって言った。出会っていきなり「近づかないで」って・・・・・・・
そんなこと言われると傷ついちゃいますよ?(´・ω・`)
俺が感傷に浸っていると
「チャンプル、行こう・・・・・・・・・」
その女の子は背を向けてスタスタ歩いていく。
「あ、ちょとまってくれよ!」

続きます

いや~小説書くのって大変ですね。
なかなか時間がかかるし・・・・・・・・・・
次の更新は水曜か週末になると思います。
面白かったらまた見ていただけると光栄に思います。