なんだ?こいつはいったい・・・・・・?
俺は初めて見るその生き物が何なのか、分からなかった。
「たぬき・・・・・・・じゃないよな?」
俺が困惑していると、そいつはいきなり逃げ出してしまった。
「お、おい!まてよ!」
俺は好奇心からそいつを追いかけた。
「お、おい!まってくれよ。」
謎の小動物は坂道をすごい速さで駆け上っていく。
「おい!お願いだから待てって!」
いまさらながらに自分の運動能力のなさを後悔する。高校の時に部活にでも入っとけばよかった。
汗だくバテバテになりながらも俺は追いかけた。
そして目的地の見晴らしのいいスポットにまでやってきた。
崖のようになっており、眼下には美しいさんご礁が見える。
景色に見とれていると、目の前に人影が現れた。
白銀で後ろでくくった長い髪、吸い込まれそうな青い瞳、そして美しい褐色の肌。
一言で言えばめっちゃかわいい。
その娘の足元にはさっきのたぬきもどきがいた。
どうでもいいが俺はすごい上がり症でかわいいこを前にすると何をしゃべっていいかをからなくなちゃうんだよな・・・・・・・・・・・・・・・
「あ、あの・・・・・・」
何を言っていいか分からず焦っていると、
「近づかないで・・・・・・・・・・・」
そのこが急に俺に向かって言った。出会っていきなり「近づかないで」って・・・・・・・
そんなこと言われると傷ついちゃいますよ?(´・ω・`)
俺が感傷に浸っていると
「チャンプル、行こう・・・・・・・・・」
その女の子は背を向けてスタスタ歩いていく。
「あ、ちょとまってくれよ!」

続きます

いや~小説書くのって大変ですね。
なかなか時間がかかるし・・・・・・・・・・
次の更新は水曜か週末になると思います。
面白かったらまた見ていただけると光栄に思います。