あの子との出会いは8月、灼熱の沖縄でのことだった。
その年の夏、彼女にフラれて傷ついた心を癒すため1週間の沖縄旅行に行った。
はじめに言っておくが、8月に沖縄になんていくもんじゃない。暑いし台風が非常に多い。
最初の3日は台風で一日中旅館で沖縄のローカル番組を観てた。(あんま面白くなかったな。)
台風の悪夢がやっとこさ過ぎ去ったと思いきや今度は灼熱の太陽に、サウナのような蒸し暑さ。
そんな中、すごいきれいな景色が見れるというスポットを求め、俺は急すぎる山道を登っていた。
しかしこんなに暑いと頭がおかしくなりそうだ。さっきすれ違った70歳ぐらいのお婆ちゃんがすごい美人に思えてくるくらいだ。
「いかん、このままでは新しい境地に達してしまいそうだ!!」
俺はすさまじく危険な妄想を振り払うため、手に持っていたスポーツドリンクを飲み干した。
さて、少し急ごうかと踏み出した瞬間、 ゛モフ″ 足元にモフモフしたものがある。
「なんだこれ?」と下を見ると奇妙な生物がこちらを見つめているのだった。
その生物はこちらを見つめていたかと思うと急に「ミナー!」と叫んだ。
「なんだ・・・・・これ?」
続きます
その年の夏、彼女にフラれて傷ついた心を癒すため1週間の沖縄旅行に行った。
はじめに言っておくが、8月に沖縄になんていくもんじゃない。暑いし台風が非常に多い。
最初の3日は台風で一日中旅館で沖縄のローカル番組を観てた。(あんま面白くなかったな。)
台風の悪夢がやっとこさ過ぎ去ったと思いきや今度は灼熱の太陽に、サウナのような蒸し暑さ。
そんな中、すごいきれいな景色が見れるというスポットを求め、俺は急すぎる山道を登っていた。
しかしこんなに暑いと頭がおかしくなりそうだ。さっきすれ違った70歳ぐらいのお婆ちゃんがすごい美人に思えてくるくらいだ。
「いかん、このままでは新しい境地に達してしまいそうだ!!」
俺はすさまじく危険な妄想を振り払うため、手に持っていたスポーツドリンクを飲み干した。
さて、少し急ごうかと踏み出した瞬間、 ゛モフ″ 足元にモフモフしたものがある。
「なんだこれ?」と下を見ると奇妙な生物がこちらを見つめているのだった。
その生物はこちらを見つめていたかと思うと急に「ミナー!」と叫んだ。
「なんだ・・・・・これ?」
続きます