中仙道酒楽です。
いつも当ブログへお運びありがとうございます。
前回のご案内の通り、2023年12月2日(土)京成高砂駅より3分の「高砂亭」にて、第14回 高砂落語研究会発表会が開催されました。
晴天に恵まれ満席に近いお客様のご来場、出演者一同やる気満々で開演でした!!
ブログ友達のPATAさんも駆け付けてくださって、本当に大感激でした〜(涙)
それではいつもの様に、高座の順に写真を紹介してまいりましょう~♪♪
ほぼ満席に近いお客様の入りの様子。
流笑亭あしからずさんの、ご挨拶でスタート!
今秋に亡くなったお仲間「春乃家梅いちさん」に思いをはせる一言が涙を誘いました・・・(涙)
開口一番はさくら川てっつあんで「カラオケ病院」
久しぶりのご出演ですが、歌と笑いをしっかり届けていただきました。
やっぱり開口一番に強い「てっつあん」です。
二番手は美園亭きまぐれさんで「堀ノ内」
きまぐれさんの滑稽噺、良いです〜!!
お馴染みの噺で、表情豊かにしっかり笑わせていただきました。
こちらも久しぶりのご出演、楽喜亭駒吉さん、演目は「転宅」
落ち着いた語り口で、しっかり聴かせて、しっかり笑わせる。
さすがです。
腹話術師のてんてんさん。
クリスマスモードの演目で、会場を巻き込んでの明るいトークが繰り広げられました。
中仙道怠夢さん、演目は「茶漬け間男」
難しいネタに挑戦しましたが、無難にこなして笑いがとれました。
後はしっかり目を開けてお客様の顔を見ることと、はっきりと所作を演じることかな?
前半のトリは、呑気亭八べえさんで「妾馬」!!
最近、人情噺に力を入れられている八べえ兄さん。
この噺は本当に兄さんに合っていると思いました。
笑いと涙、テンポと所作、すべてのバランスが良いなぁ~♪♪
本当に落語の楽しさが伝わってきます。
皆さん、機会があれば是非聴いてください!
お仲入りをはさみまして・・・
後半戦、流笑亭あしからずさんの「締め込み」でスタート!
位置関係や人間関係が難しい噺を熱演されました!!
凝縮された演出が良かったです。
笑振亭おき楽さんで演目はお馴染み「禁酒番屋」
爆笑の連続で、さすがの噺運び!!
次回は新しいネタを聴きたいなぁ~♪♪
今回の演目はネタ下ろしの自作噺「シンドバットの冒険?」を演じさせていただきました。
元々、12月9日〜10日に行われる「社会人落語日本一決定戦」のエントリー用にこしらえた噺でしたが、見事にビデオ審査落ち。
このままでは悔しいのでブラッシュアップして今回のネタ下しとなりました。
お客様を前にして初めて演じましたが、う〜んやっぱり前半がシリアス過ぎて笑えないし、台風の所作は中途半端、おまけに大切な江戸到着のセリフを飛ばしてしまい、あやふやに下げに突入・・・(汗)
下げのセリフだけはウケるという「なんだかなぁ~?」な仕上がりでした。
でも、高砂亭で第二新作をかけるという初心は貫徹!
これからも、どんどん創っていくつもりなので、みんな聴いてやってね。
師匠の三味線教室の生徒さんで「遊橘さん」
美人で華やかで、お客様も私も大喜び!!
東京音頭は会場が一体になって手拍子しながら歌いました。
三遊亭遊史郎師匠の「江戸端唄」
毎回、ひざ代わりで色を添えていただいております。
師匠、いつもありがとうございます。
今回はお囃子の太鼓も全部叩いていただきました。
トリは江咲亭登竜さんで、「たち切れ線香」
今回は師匠の三味線による「はめ物」の演出、仏壇の前の三味線が鳴り出す下りで「ドキッと」させていただきました。
本当にすばらしい熱演と丁寧なセリフ回し、すごく稽古されたんだろうなぁ~と感じると同時に、彼女自身が目を真っ赤にして演じているのを見て、全身全霊、感情を投入しているのを感じました。
実際、涙を流されているお客様が何人かおられました。
まさにスタンディングオベーションものの高座でした。
「ブラボー!!登竜~♪♪」
終演後の反省会と次回の開催予定の調整会。
すぐにでも次回の稽古に取り掛かりたいといった感じ・・・
みんな、思い切りやり切ったね!?
今から、次回が楽しみです~♪♪