vol.1268
TV番組
輝くひかり 千年の色 植物染めに魅せられて
「天平の色に近づきたい」
植物染めを実践する吉岡幸雄氏
を観ました
※かつて世界中で行われていた天然染料による染色は、今では化学染料に席けんされ絶滅寸前の状態。30年の歳月をかけ「いにしえの日本の色」をひとつひとつ再現してこられた
天平の時代より高貴な色として尊ばれてきた
紫
日本の伝統色の中で高貴な色としてまずあがる色が紫色です。
603年に聖徳太子が定めた「冠位十二階」では、身分階級を色で管理していました。
「紫、青、赤、黄色、白、黒」の6つの色の濃淡で12色に分けられていて、この「冠位十二階」の制度によって、それまでの身分階級に関わらず能力により評価されるようになりました。
ー抜粋ー
紫色の染料になる「紫草」は毎年6月頃に小さな白い可憐な花をつけます。
紫草の根を「紫根」といいます。
パーソナルカラーや色彩心理学、カラーセラピー他、色の世界に魅了された中でも
この紫の色には心身ともにサポートされました
⚫︎「紫」も、実に様々なイメージに繋がる色。
キーワード
ポジティブなものには「高貴・ミステリアス・癒し・再生・優しさ・成熟・繊細・芸術的センス」など。
ネガティブなものには「疲労感・葛藤・ストレス・憂鬱・不安・孤独」など。
こんな根から美しい紫を誰が想像できたでしょう