年をとることにブレーキをかけないby樹木希林 わたしは私♡ | 神戸市西区*ほほえみきみこの健康美容*薬膳イメージが変わる彩和の薬膳料理教室

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樹木希林さんが75歳で死去…

ご冥福をお祈り致します 
※画像お借りしています








vol.1039




表向きはついていけないが
心の中は成熟
その折り合いをつけながら
年をとるのは
なかなかの醍醐味


と、某インタビューに応えてらっしゃる希林さん





色々自身におこる物事を
面白がる
そう言われた彼女の
心の豊かさ、強さに頭が下がります




今までも人間性がにじみ出ていた
樹木希林さんの作品に
魅了されて色々拝見していました。




ハンセン病患者を演じた
2015年の『あん』(河瀬直美監督)





日本人女優として初めて
アジア太平洋スクリーンアワードの女優賞を受賞



味わい深い
歳を積み重ねていく深みをじんわり感じ
鑑賞しました





『歩いても 歩いても』



自分自分と存在を主張してくる演技ではなく
リアルな母親の悲しみやせつなさが
じんわり伝わってきました





再度鑑賞したくなりました。


「生きるのも日常、死んでいくのも日常」

樹木希林さんの死生観を象徴していますね




カンヌ国際映画祭で

最高賞「パルムドール」受賞した

『万引き家族』は是非観たい

人間が老いていく、壊れていく姿というのも見せたかったと、入れ歯を外し演じられました。




年をとることに、絶対にブレーキをかけない。
だから、病気もそう、容姿もそう。
ブレーキをかけない。
ブレーキをかけたって、何十年もかけられない。
たががはずれたらどどっと来るんですから。
ブレーキをかけている苦労の方が大変じゃない?



まだここには到達できず
アンチに努力はしていきたい私です。


樹木希林さんと
別所さんの対談の中に
夫婦について興味深いのがありました



別所:夫婦のあり方っていうのはいろいろですよね。

樹木さんの考える夫婦像を教えていただけますか?



樹木:人間っていうのは何かに添っていくっていうのは、成熟していくために必要なことなのね。

それが会社であっても

誰かに添っていかないとならない。


どれだけ人間が生まれて、

合わない環境であっても、

そこで出会うものがすべて必然なんだと思って、

受け取り方を変えていく。

そうすると成熟していくような気がするのよね。


それで死に向かっていくのだろうと思う。

でも人間ってだらしないから、あんまりいい奥さん、あんまりいい旦那さん、いい子供で楽だと、成熟する暇がないっていうか。



人生に起こる物事を

面白がって、

自分の気づきにしていく生き方

がここにもありました



人生の目的は

人間としての成熟


どうすれば、年齢を重ねて“成熟”した自分を感じるのでしょうか?のインタビューに応えた希林さん




「ただ年を取れば成熟していくかというと、そうではないと思う。やっぱり努力しないとね。ちょっと年を取ると、オバサン、オバアサンと言われて、自分でもその気になってブレーキをかけてしまう人が多いけれど、それではだめ。

年を取ることは本当はとても素敵なことなのだから」



 「若く見せたい、自分以外の人間に見せたいとかじゃなくて、年を取ることは本当はすてきなことなのだから、

いまの自分を堂々と表現すること。


成熟した自分をよく見つめて、

一歩前に踏み出す勇気を持って。


日本の男の人も、成熟した女性の魅力がもっと分かるようになってほしいですね。男の見方もだいぶ変えていかないと、両立しないと思いますよ」




と語られています。








自分に向き合ったからこそ
削いでいける!

70歳に向けて
そんな毎日を過ごしていきたいと
考えていたから
改めて彼女の言葉にも触れていきたいと
思います。



…抜粋 
 (樹木希林さんの西武そごう広告。
わたしは、私より)



年齢を脱ぐ。
冒険を着る。

わたしは、私。

自分らしく装うこと。
自分らしく暮らすこと。
自分らしく選ぶこと。
自分らしく笑うこと。
自分らしく食べること。
自分らしく生きること。
自分の興味を深めること。
自分の感性に素直であること。
自分の変化を楽しむこと。
自分の言葉を持つこと。
自分の人生を楽しむこと。