『慈しむ心』
vol.992
この1週間でvol.54ある映画
『宮廷女官チャングムの誓い（大長今）』を数年ぶりに再鑑賞
四季薬膳を学び
更に中医学を知る中で
シーン中に出る漢方や薬草名にも興味深く
鑑賞できました
顔診
眼診
舌診
経絡
更に知りたい事が増えました
そして
それら知識の他に
チャングムの幼児期のぞん底から
色々な試練乗り越え
周りの人達にも助けられ
国王の主治医になり、
"大長今"（テジャングム）の称号を
与えられるまでの中での
数珠玉の言葉
史実とは少し違うドラマとしても
学びの言葉でした
広い心で慈しみなさい。やり方を押し付けずさもないと、お前のその毅然とした態度が
人々を遠ざけてしまうだろう。
成功する人間はどんな人間か知っている？ 一直線に進む人間よ。でも、もう一つ大事なことがあるの。
現実を知り、その上に立つこと。
これで悟ったと錯覚するな。 人間そう変われるものではない。
特に聡明なものほどそうだ。
医者は聡明な人間でなく・・・深みのある人間がよい。
諦めるのも努力をしないのもすべてお前の心次第……他
『慈しむ』「いつくしむ」という言葉が
全て鑑賞時に浮かんできました。
「愛し大切にする」「いとおしむ」
深く広い意味の言葉ではありますが
「慈しむ」という意味の由来は漢字の成り立ちにあります。
「慈」という漢字には
「草花が増える」「心臓＝心」という部分が
含まれています。
そこから「子供を育て、いつくしむ」という意味が生まれたと考えられています。
「慈しみ」の心をもつことで、
他人への目線が変わり、
他人の行動から新しい発見を得ることができます。
新しい視点を持つ事は
自分自身の成長にもつながります。
他人に対しては「憎しみ」ではなく、
「慈しみ」の心をもつ…
誰に対しても「慈しみ」の心をもつ
「慈悲深い人」は穏やかで、怒りの感情を表に出さず、人の手助けをするような人のことを指しています。
「慈しむ」
そっと大きく、深く、広く
大事に護ってる…そんな感覚になる
言葉のような気がします。
難しい課題でもありますが
深く感じた言葉でした。
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