汗は血液が原料で、血液の1つである血漿(けっしょう)から汗のもとが作られています。
つまり、血流が良いかどうかが、良い汗をかけるかどうかに関係します。
汗をかくことは、体内に溜まっている老廃物や毒素を体外に排出する働きがあります。
「毒出し」効果です。
運動不足や冷房など涼しい環境下に長時間いるなど、汗をかかない生活が続くとアトピーやアレルギーなど皮膚疾患を起こしやすくします。
体内の毒素を外に出せていないことが原因です。
体内の老廃物や毒素は、便や尿や汗で排出する仕組みになっています。
慢性疲労や浮腫み、熱中症も、良い汗をかいてないために起こっています。
汗が皮膚表面に出るまでに、ミネラルや塩分・タンパク質など体内に必要な成分は再吸収され、水分だけを外に出す「ろ過機能」が働いています。
「ろ過機能」は汗をかけばかくほど高まります。
良い汗は、水に近い汗でサラサラしており、臭いもなく、皮膚表面で蒸発しやすいので、雑菌による繁殖も少ないです。
悪い汗は、ジットリした汗でベタベタ肌に残りやすく、蒸発しにくいので雑菌も繁殖しやすく、嫌な臭いやアレルギーを起こしやすいです。
汗をかきにくい体質だった方が体質改善に成功され、良い汗がかける健康的な体になられたケースは珍しくないです。
それは、鍼灸治療によって血流が良くなったことと、日々の食事や温活などによる相乗効果が考えられます。
汗をかきにくい体質の方は、まずは汗をかける体質へ。
汗はかけるけれど悪い汗が出やすい方は、良い汗をかける体質へ。
汗をかくことと上手につき合うこと、汗をかいた後にちゃんとケアすること、が大切です。
血流が良くなると、体温も高くなり、汗もかきやすくなり、血液もサラサラします。
汗をかいた後は、こまめに着替えたり、シャワー浴びたり、汗拭きシートやタオルで汗を拭いたり、吸汗速乾性の高い素材のインナーを着たりすると良いです。
一番ダメなのは、汗をかいた後そのまま放置していることです。
汗と向き合い、それぞれの体質や生活スタイルに合った工夫をすることは、快適な夏を迎えることが出来ます。
血流改善、体質改善には、鍼灸治療もぜひ取り入れてみると良いですよ。
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