「睡眠の質を良くする」＝「冷房＋温活」

今夏は酷暑のため、24時間冷房を入れたままの家も少なくないです。
冷房を入れずに熱帯夜での睡眠は熱中症を起こす場合もあるので、我慢せず冷房も活用してください。

睡眠中は体温を下げることで、快適な睡眠がとれます。
睡眠の質が良いと、心身の疲労回復につながり、翌日への活力になります。

ただ、眠りにつくと体温が下がる体のシステムになっているため、冷房を入れたまま寝ると更に体を冷やすことになります。
体が冷えると、血流が悪くなり、筋肉が固まりやすいため腰痛など様々な痛みを引き起こしやすいです。
内臓が冷えることで消化機能も低下したり、血液は体幹から手足に送られるので、内臓があるお腹周りも血の巡りを良くする、温かくすると良いです。
冷房をいれつつ、腹巻きやレッグウォーマーなど体の大切な部位を冷やさない工夫も大切です。

また夏は、脳卒中（脳溢血、くも膜下出血、脳梗塞）も引き起こしやすい時期です。
とくに睡眠中と朝の起床後2時間以内が注意が必要です。
就寝前と起床後に水分補給すると良いです。
脳の血管は全身の血管につながっているので、血糖値やコレステロール値が高くなって血管が汚れてしまったり、長年の高血圧によって血管が硬くなったり、破れやすくなったりしていると脳の血管にもダメージが及びます。

＜ポイント＞
・腹巻き、レッグウォーマーなど使う
・ホッカイロも◎
・ウォーキングやストレッチなど家の中で出来る適度な運動
・塩分控えめ、薄めの味付け、血液サラサラにする食材を摂るなど食生活に気をつける
・水分補給を忘れず、トイレに行く時間も決めて排泄にも気を配る
・温度変化に注意する
・血圧を測る
・ストレスをためない
・睡眠量を多めに
・多量飲酒、喫煙に気をつける

「睡眠の質」＋「冷やさない工夫」で、血の巡りを良くしながら快適な夏を過ごしましょう。

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