ムンバイでの週末の続き。
金曜日の夜、遅くに着いた私達家族は
土曜日の午前中はのんびりと過ごしました。
早めの朝食をホテルのレストランで頂き
宿題を持って来た息子のお尻を少々叩き
終わらせました。こう言う時に限って宿題の
量って多いのだ!(^◇^;)
午後からは1987年、世界遺産に登録された
エレファンタ島に行って来ました。
私達のホテルは飛行場に近い所に有り
エレファンタ島のフェリー乗り場が
インド門裏にあるのでホテルのコンシェルジュに
インド門、片道行きのタクシーをお願いしました。
タクシーの運転手さんに片道行きだと
何度も何度も念を押していたコンシェルジュ。
でも、1時間近い道中タクシーの運転手さんは
旦那様に往復の運賃を交渉していました。
終いにはSea Linkの橋を渡るから82ルピを
出せと言い出してきた。
Sea Linkを使うと多少距離と時間を短縮出来ると
聞いていたのでよしとしたが、橋の入口の
看板を見たら片道55ルピ、往復82ルピと
書かれているのを私は見逃さなかった!
「片道だって言ってるだろうが!」と、思った
旦那様と私は堪忍袋の緒がとうとう切れました。
滅多に怒鳴らない旦那様が怒ったので
息子は目が点に。(◎_◎;)
声を上げるのってエネルギーも使うが
やはり後味が悪い。インドでの初タクシーは
不愉快なものになってしまいましたが
この後に続いた経験は素敵なものでした♪
エレンファンタ島行きのフェリーは45分間の
船旅でしたが潮風が心地良くって
ワクワクする気持ちでいっぱいでした。
偉大なシバ神の神話の世界が彫刻で
表現されている石窟寺院が見れる!
島につくとガイドさんが待ち構えていました。
私達のガイドさんのR君は英語が流暢で
説明がとても丁寧。
船着き場から岩山のふもとまでは小さな列車に
乗って行きましたが勿論、息子は大喜び♪
高さ200mの頂上にある第一窟には徒歩で
頑張って階段を上りきりました!
途中、1名一番若いのにへこたれていましたが…。
R君の説明ではシバ神は真の神だと言う。
シバ神は…GOD
G…Generator 創造者
O…Operator 操縦者
D…Destroyer 破壊者
「おぉ~!なるほど。」と、感動してしまった私。
真の神の石彫を9つ、丁寧な説明と共にシバ神の
神話に吸い込まれて行きました。
一番圧倒された石彫は奥の壁中央に彫られた
三面上半身のシバ神像…
美しいの一言に尽きる!
この石窟寺院は、一つの岩山を上から彫って
作られたと聞くと空いた口がふさがらない。
このエレンファンタ島には1200人が生活を
していて全員が観光で生計を立てている。
頂上への階段沿いにはお土産屋と飲食店が
ズラ~っと並んでいました。
ガイド料は、基本無料だが心づけを渡す。
自分の中で決めている「心づけ」のルール。
30ルピ…普通のサービスを受けた。
50ルピ…今後、何度もサービスを受ける。
100ルピ…非常に良いサービスを受けた。
ガイドのR君の説明にも感動したが息子が
すっかり懐いたことも有り、最初は200ルピを
渡す予定でした。
でも、世界遺産に登録されていてもなんの補助も
出ないと聞いたことを思い出し300ルピを
手渡したら…「もう少し下さい。」と言われて
最終的に倍の600ルピを渡しました。
帰りのフェリーに乗る前にR君が…
「本土に着いたらインド門の周りにいる
タクシーの運転手に気をつけるように。
彼らは余計なところに立ち寄ってお金を
むしり取るからな!」
おいおい、お前が先ほどやっていたのは
似たようなことじゃないのか?(-_-;)
と、言いたかったが辞めました。
帰りのフェリーではまた心地よい潮風に
当たりながら私はちょっと居眠り。
お昼ご飯を食べそびれた男性陣はフェリーに
乗る前にちゃっかりとクラッカーを買い込み
ポリポリ、ムシャムシャ。
今回、ムンバイに行くことになったきっかけ、
旦那様の大学時代のお友達Sさんとは
夕ご飯を一緒に食べる約束をしていました。
Sさんとは7年ぶりの再開。ちょうど息子が
お腹の中にいました。月日が立つのは早いと
思いながら本当に楽しい時間を過ごしました。
ワインに…蟹!!!いや~蟹は最高でした♪
シンプルに、ガーリック、バターと黒胡椒。
食事よし、ホスピタリティよし、町並み大好き!
ムンバイ、最高!(≧∇≦)♪
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