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今日のテーマは「日本の空の玄関口「羽田」 その1」
日本の空の玄関口、羽田。
羽田空港の周辺エリアの開発が進んでおり、注目されています。
歴史を見ると、現在の羽田空港周辺は、海苔の一大産地として知られていました。
江戸時代、大森・品川エリアでは海苔漁が盛んで、明治初期に羽田地区にも漁の許可が下り、東京内湾は海苔の一大産地となりました。
エリアの料亭では、ワタリガニ、ボサエビや穴子の天ぷらが名物だったそうです。
大正に入り、羽田に「日本飛行学校」と「飛行機製作所」が設立され、昭和初期には「東京飛行場」が開港、大陸定期便や遊覧機が行き来するようになりました。
そして太平洋戦争を経て1952年に「東京国際空港」(通称=羽田空港)が誕生。
羽田空港はその後、沖合展開の過程で拡張を続け、国内・世界をつなぐ「日本の空の玄関口」と呼ばれるようになっていきました。
2023年1月、羽田空港第三ターミナル(国際線) 直結の「羽田エアポートガーデン」がオープン。
20年4月に開業予定の複合施設でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2年の開業延期を経て満を持してのオープンに。
日本の名産品や旅行グッズなどの物販店、日本各地の有名な飲食店など約80店舗が入店するほか、1500室を超える客室を有するホテルや天然温泉施設、さらには約1千人収容可能なイベントホールも設置。
特に店舗エリアは五つのゾーンで構成され、それぞれ日本の文化・技術が感じられる「ジャパンプロムナード」、日本らしい土産品や雑貨を扱う「羽田参道」、旅行を楽しむための雑貨やアイテムを取りそろえる「ハネダコレクション」、日本各地のグルメが並ぶ「羽田フードセレクション」、コンビニやドラッグストアが入居するショッピングエリアに分かれています。
日本の魅力を発信する重要拠点としてのこれからに、注目が集まります。
次回は、羽田周辺の開発について。
ほはば飯塚