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今日のテーマは「名古屋市、鶴舞公園がリニューアル その1」
名古屋を代表する公園のひとつである鶴舞公園がリニューアルし、2023年5月27日、新たな飲食施設 「TSURUMA GARDEN(ツルマガーデン)」がオープンしました。
多くの市民に親しまれている公園内の、自然と調和する飲食新施設ということで、注目を集めています。
鶴舞公園は、1909年11月に名古屋市が設置した最初の公園。
近代フランス式の洋風庭園と廻遊式の日本庭園とを併せ持ち、サクラ、バラ、ハナショウブなど花の名所として知られ、人気のスポット。
市内でも有数の広さを誇り、JR中央線鶴舞駅、地下鉄鶴舞線鶴舞駅から徒歩圏内と交通アクセスもよく、コロナ禍前は、サクラの開花時期に多くの花見客が押し寄せていました。
公園内には名古屋市鶴舞中央図書館があるほか、近隣には大学などの教育機関も多く、年齢を問わず多くの市民が訪れる憩いの場となっています。
また、2009年には公園のほぼ全域が、文化財保護法に基づく登録記念物(名勝地関係)に登録されています。
そのような鶴舞公園が、Park-PFIという、公園の整備を行う民間の事業者を公募し選定する制度の活用で生まれ変わりました。
今回のリニューアルでは、これまで園内に少なかった飲食店などの商業施設を新たに設置しました。
公園のメイン入り口である「正面南エリア」には、広場を取り囲むように、回廊状に飲食店などが入る4棟の建物を設置。
環境に配慮し、樹木を切らずに既存の地形を生かして建設された建物は、愛知県産材の杉や桧を使った木造建築で、緑の多い公園と調和しています。
また、南側に位置する鶴舞中央図書館へも園路をつなげるなど、各施設間の回遊性を高める工夫もされています。
次回はリニューアルの詳細について。
ほはば飯塚