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今日のテーマは「新得町の発展 その2」
新得町を表現すると、「観光のまち」「そばのまち」「スポーツ合宿のまち」「森林のまち」「福祉のまち」など。
コロナ禍の打撃を受けた「観光のまち」は現在、インバウンドも増加しつつあり、ようやく回復の兆しが見えてきています。
1927年に日本新八景に選ばれるほどの抜群のロケーションを有する狩勝峠の中腹にあるサホロリゾート一帯には二つのリゾートホテルと道東最大規模のスキー場があり、雄大な十勝平野を望みながら良質なパウダースノーを楽しめるとあって、多くのインバウンド客も訪れます。
また、夏シーズンも豊富な自然を生かしたラフティングやカヌー、乗馬など多彩なアウトドアアクティビティを楽しむことができます。
日本百名山として登山者の憧れであるトムラウシ山の麓には、秘境の一軒宿「トムラウシ温泉東大雪荘」があり、掛け流しの温泉は、弱アルカリ性で美肌効果抜群。
トムラウシ川を見下ろす絶景の露天風呂は、大自然に包まれながらゆったりと癒やされます。
次は、新得そばのまちについて。
明治末期の開拓当初より入植者の主食として大きな役割を果たしてきた「そば」は、生育に適した気候と農家の方々のたゆまぬ努力により、全国有数の「そばのまち」となりました。
2002年から始まった「新そば祭り」では、町内そば店や手打ちそばに愛好家が「とれたて」「挽きたて」「打ちたて」「ゆでたて」の各店自慢の「4たてそば」を提供しています。
コロナ禍により2年連続で開催中止となりましたが、昨年は入場制限など例年とは異なるスタイルで開催。
通常開催時は、人口約5500人の町に、風味豊かな新そばの味を求めて約2万人の観光客が訪れる町最大の祭りとなっています。
最後に、スポーツ合宿のまちについて。
町内スポーツ施設を有効的に活用しスポーツ観光を活性化させようと、「スポーツ合宿のまち」として誘致受け入れに力を入れています。
佐幌川沿いに整備された施設長は、周回2,5キロメートルの天然芝のランニングコースや全天候型陸上競技場などがあります。
この天然芝のランニングコースは、芝の手入れが行き届いているコースとして実業団チーム関係者からも「日本一のコース」といわれるほど評判で、多くの実業団や大学の陸上競技チームが合宿に訪れています。
車で新千歳空港から約2時間、帯広空港から約1時間の距離にある新得スマートインターチェンジの完成により、道内都市部および周辺空港からのアクセスが向上することは「観光のまち」「そばのまち」「スポーツ合宿のまち」として観光産業のさらなる発展に繋がりそうです。
ほはば飯塚