第七百七十六回 税理士業務を考えるブログ~世界文化遺産 国宝 姫路城 その1~ | ほはば こんな会社です!

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今日のテーマは「世界文化遺産 国宝 姫路城 その1」

1993年12月に奈良の法隆寺とともに日本初の世界文化遺産として登録された姫路城。
青空に映えるその圧倒的な姿は、水面から飛び立つ白鷺に例えられ、別名「白鷺城」と呼ばれ親しまれています。


昭和の大修理から45年後、「平成の大修理」と呼ばれた大天守保存修理工事は、漆喰壁の塗り替えや屋根瓦の葺き直しを中心に総工費約24億円、延べ1万5千人に及ぶ職人の手によって、約5年の歳月をかけて行われ、2015年に完工しました。
 

その姫路城ですが、連立式天守を構成する大天守、三つの小天守、四つの渡櫓の計八棟が国宝であるほか、城内にある門や櫓など計74棟は国の重要文化財に指定されています。
 

また、世界文化遺産への登録に際しては、①その美的完成度が我が国の木造建築の最高の位置にあり、世界的にも他に類のない優れたものである、②17世紀初頭の城郭建築最盛期に、天守群を中心に櫓門、土塀等の建造物や石垣、堀などの土木建築物が良好に保存され、防御に工夫した日本独自の城郭の構造を最もよく示した城である、の2点が主として評価されました。
 

一方、姫路城の美しさの象徴でもある漆喰壁には、外部に現れたすべての表面を漆喰で仕上げる白漆喰総塗籠造 という工法が用いられています。
これは消石灰、貝灰、すさ、海藻などを材料とする古代からの伝統工法を継承するもので、薄く何度も塗り重ねることでその厚さは3センチにも及び、これにより火災や風雪から城を守っているのです。
 

一見すると5階建てに見える大天守は、内部の造りは地上6階、地下1階の7階構成となっています。
また、大天守からは北に広嶺山、南に姫路市街が一望でき、眼下には地上92メ-トルからの絶景が広がっています。
 

次回は、太平洋戦争と姫路城について。
ほはば飯塚