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今日のテーマは「宮内庁御用達」
皇室を支える官庁である宮内庁。
その宮内庁に商品を納入している業者を「宮内庁御用達」と呼び、皇室が使用しているブランドということで大きな信頼が寄せられます。
この宮内庁御用達。
以前は実際の制度として存在していましたが、1954年に廃止されています。
現在は歴史的事実として表示するような場合を除いて使用できません。
ただ、宮内庁に商品を納入していることが商品の信用力を高めることは変わりなく、宮内庁御用達は一つのブランドになっていることは確かだと思います。
現在は制度がありませんが、現在の販売先に宮内庁がある企業を御用達としてカウントすると、170社ほどあります。
業種別にみると、造園工事業が26社で最多。
いわゆる庭師さんなどで、皇居や御所、御用邸などの庭園工事や植栽管理が必要なことから多くなっているようです。
菓子製造販売が6社、旅館業が8社などがイメージ近い業種かもしれません。
社歴が長い特徴もあり、50年から100年の企業が59社、100年以上は52社と全体の65%が50年以上の社歴を有します。
業歴の長さに裏打ちされた信頼を持つ企業が皇室を支える一端を担っているということです。
依然として皇室への注目度が高い日本。
宮内庁御用達への信頼も厚くなりそうです。
ほはば飯塚