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ほはばが業界の方に続いて一般企業の方々からも学ばせてもらおう!というブログ。
今日のテーマは「Mランド益田校」
少子化、過疎化という逆風の中、人口約600人という田舎で業績を伸ばしている自動車教習所がMランド益田校。
合宿型自動車教習所の先駆け的存在です。
この教習所。
独自通貨を発行しています。
洗車や掃除などのボランティアを行うことでマネーがもらえて、それを施設内にある岩盤浴やエステ、ゴルフ、占いなどに使うことができます。
通常であれば、30万近い合宿費用に加えて合宿期間中の小遣いも必要なところ、ここならば合宿費用だけで済むという差別化にもなっています。
ただ、これもあくまで仕組みの一つ。
若者を変える教習所として、全国の企業や行政からの視察が絶えないそうです。
バーベキューのような娯楽性の高いものから、トイレ掃除や校内清掃といったボランティア活動など様々な活動を通じてちょっと変わった自分を実感してもらう。
指導員は教官ではなく「インストラクター」、教習生は生徒ではなく「ゲスト」と呼ばれます。
呼び名だけのことではなく、インストラクターの仕事は、ゲストに公道を安全に走る能力を身につけてもらうお手伝いをすること。けっして偉い存在ではなく、お金を払っていただくゲストは当然、お客様だという意識。
これは学び合う環境づくりの一つとなっています。
知恵を出して厳しい経営環境を乗り越える。
好事例の一つです。
ほはば飯塚