業界を良くするために
世の中をよくするために
ほはばが業界の方に続いて一般企業の方々からも学ばせてもらおう!というブログ。
今日のテーマは「コインランドリー業界」
急拡大しているコインランドリー店。
1995年の約9,000店から、2017年は約2万店にまで増えています。
90年代はコインランドリーといえば単身男性が利用するというのが一般的でした。
それが最近はファミリー層がターゲットとなっています。
背景には、共働き世帯の増加などによって休日の家事時間の短縮が課題になっていることがあります。
また、花粉やPM2.5、黄砂などのアレルギーや大気汚染対策、高層マンションのため外に干せない世帯の利用も増えており、アレルギーなどによって布団や毛布を干せないために丸洗いしたいという需要も増えています。
待ち時間も小一時間あるので、他業態とのコラボレーション店舗も増えていて、コンビニやドラッグストア、自動車用品小売店などと複合店舗も出てきています。
コインランドリーにとどまらず、洗濯代行サービスまで進めた展開をしている店舗もあり、所定のバッグに洗濯物を入れて持ち込むと、最短で当日中に畳まれた状態で返却されるシステムもあります。
それでも、利用者の掘り起こしはまだまだこれからで、以前は5%程度と言われていたものが10%に増えた程度。
参入企業が増えて新たな形態が登場しそうな業界。
今後の展開が楽しみです。
ほはば飯塚