先日、8月21日の報道で、マイナンバー改正案が成立するというニュースが流れたことをお知らせしました。
と、同時に年金機構がもつ、年金情報との連結は、当初の予定より半年から1年延期とされることも。
マイナンバーは、利用範囲が限られています。
社会保障、税、災害対策の3分野ですね。
この利用範囲のうち、社会保障は制限がかかった状態でマイナンバー制度はスタートすることになってしまったわけです。
マイナンバー制度が、消えた年金問題を一つの契機として成り立ったことを考えると、なんとも皮肉な話ですね。
ただ、誤解してはならないのは、年金機構におけるマイナンバーに関する業務がすべて凍結されるわけではない、ということです。
社会保険関係の行政手続きには、マイナンバーが必要になりますので、これまで学習していただいた知識に変わりはありません。
延期されるのは、年金機構をマイナンバーのネットワークに入れること、です。
ほはばマイナンバー情報室