マイナンバーブログ38日目 -年金不正受給- | ほはば こんな会社です!

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平越さん歓迎会
弊社のニューフェイス 平越(左) 歓迎会のワンカット

みなさま、こんにちは!!
ゴールデンウイーク終わっちゃいましたね。
また、もりもり働きますニコニコ


今朝テレビでニュースを見ていましたら、
50年前に死亡していた両親の年金を不正受給していた86歳の女性が、5月7日、詐欺などの疑いで警察に逮捕された、と報じられていました。


50年分の年金は、約5,100万円に上るそうです…
同じ事件について、朝日新聞によれば、

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両親の死亡届は市役所に提出されていた。
厚生労働省によると、06年から受給者の安否情報は、住基ネットで管理しているが、確認できない場合は、引き続き書類を送って現況を確認していたという。
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もし、
この女性の両親が死亡している事実を、年金事務所が早期に把握できていれば。

これがマイナンバー制度発足の大きなきっかけです。
お役所の縦割り行政は、以前ほど都合よくはなくなってきているのでしょう。

バブルがはじけ、少子高齢化が進み、日本政府のお財布がさみしくなった末の政策という気もいたします。





☆☆マイナンバー制度の発端☆☆
マイナンバーには、年金の不正受給を防止する狙いがある。



☆☆おまけ☆☆
5,100万円の不正受給、有罪だとしたら懲役刑になるのでしょうか…
懲役とか罰金とかのことを「刑罰」といいます。

刑罰には大きく2つのねらいがあります。
①犯した罪に対して同程度の痛みを与えるという考え方。難しいことばで、応報刑論(おうほうけいろん)といいます。人を殺すと死刑になる。
②人々が罪を犯すのを予防するために刑罰を決めておくという考え方。これは予防刑論と言われます。

どちらが正しい考え方、というものでもありません。でも、今回のマイナンバー法で定められた刑罰は、どちらの色合いが強いと思われますか??

個人のマイナンバーを、漏えいさせたら懲役刑。マイナンバーが担う機能を考えれば、やや重たすぎる刑罰のように感じます。
刑罰もまた、その時代を表す政策の一つです。