禅タロット小アルカナ考察:火の8・TRAVELING | 穂積の覚書

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火の8・TRAVELING(トラベリング)です。

思い返せば最初に禅タロットに出会ったとき、一番最初に惹かれたのがこれだった。

すっごいあちこちに旅行してた時だったから(笑)。


穂積の覚書-気まぐれ屋本舗-46

長い長い道を旅人らしき影が歩いています。

なんとなく火の2番にあった山を彷彿とさせます。

鷲のように空の高みから見おろしていた可能性に、今チャレンジ中なのかもしれない。

ところどころ雲のような霧のようなものがかかっていて、先が良く見えません。

でも太陽は出てる。その先に光がある。

鷲の翼ではなく人の足で、一歩一歩進む旅へ。



一歩進むごとに景色が変わるように、事態に動きと変化が現れる。

自分で動かすというよりは、何か見えない動きが表に現れる。偶然だったり、他人の何気ない動きだったり、そういうものが巡る景色の速さで現状を変えていく。

旅行って楽しいですよね。いつもの、慣れきった自分のテリトリーと違って、意外なことが起こったりする。


先日、友達と厳島神社に旅行に行ってきました。

鹿に地図を食われたり、揚げもみじ(もみじまんじゅうを揚げたもの)すっげーー美味い!! って感動したり、ドクターフィッシュ(人の皮膚の角質を食べる魚)に足の裏をがつがつ食われてきたりと、楽しかったんですよ。

一番びっくりしたのが、干潮になってあのでっかい鳥居の足元まで普通に行けたこと。

あれずっと海に沈んだまんまだって思ってたからね! こんな引くんだ!! と思って突撃してきました。

鳥居の足にびっしり生えたフジツボの間に、小銭が山ほど挟まってた。その製作経緯が気になる。普通に投げてもこんながっちり挟まらないと思うんだが……。


いやまあ、それはともかく。

そういう、何も調べないで行ったけどたまたま潮が引いて、普段なら行けないはずのとこに行けたよ、という感じのね。

何か驚くようなエピソードが生まれるような、そういうイメージ。

大アルカナ10番・CHANGE(変化)(ウェイト版での「運命の輪」)ほど強力な流れではないけれど、やっぱり何か楽しいことが、誰かからもたらされるような。


目的地にたどり着くのはまだまだ先だけど、その間にはいろんな事が待ってるよ、と教えてくれてるようでもあります。


カードの出方が悪い時は、方向性を見失っているよ、だったり、回り道してるよ、だったり。

動くはずのものが動かない、チャンスを逃す等のイメージ。



いやあ。旅って楽しいですね!