映画「野良犬」に見る、昭和24年の野球場 | 「ライオンズ・西鉄・大鵬・目玉焼き」

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西鉄ライオンズからの歴史を大切にしたい、小学校時代からの長ーいライオンズファン。ライオンズを中心とした野球談義が好み。
野球を介して社会問題も考える。

◇ある本に、黒澤監督の「野良犬」という映画の中に、本物の野球の試合が映っている、と書いてあったので、DVDを借りて見ました。


◇昔のプロ野球の映像というのを幾つか見てきましたが、これは初めて見るものでした。


◇三船俊郎扮する刑事が5万人の観衆の中から犯人を捜す設定ですが、当時の公式戦の様子が数分間見れます。


◇青田、千葉、川上、この3選手は顔で分かりました。ちゃんと映っています。あと、背番号がハッキリ分かる選手がいるのですが、名前が分かりません。


◇場内アナウンスでは、巨人対南海(ホークス)の第9回戦(1リーグ時代)という事でした。「2番センター河西」というアナウンンスが続きますが、河西という選手を私は知りません。巨人のセンターは青田のハズなので、南海の選手でしょうか。


◇球審のプロテクターが、まだアウトサイドプロテクターです。(今では球審全員がインサイドプロテクターを使用しています)


◇ピッチャーの投球動作、、、今では絶対ボークだと思えます。面白い。


◇一塁川上の球の捕り方・投げ方、、体、柔らかそう。


◇またしても場内アナウンス、、「3回裏、ジャイアンツの攻撃は、3番センター青田、背番号23」で2塁打を打ちます。次、「4番ファースト川上、背番号16」。しかし、打者達、ヘルメットを被っていません。当時はそうだったんですね。今みたいに、頭にボールを投げる様な投手はいなかったんでしょう。


◇場内アナウンス「さあ皆さん、ラッキーセブンでございます」、、観客、立ち上がって声援。いいですね。トランペットも風船も勿論ありません。


◇昔の映画を見る時、興味を持って見るのが、当時のCMです。球場の看板にどういう会社名や製品名がコマーシャルしてあるのか。

昭和24年の後楽園球場には、「アクタミン」、、「トンボ鉛筆」、、「クラブ歯磨」、、「サロメチール」、、「日本火災海上保険」等々が見えました。知ってるのもあれば、知らないのもあります。


◆ついでに、千葉選手は「猛牛」と言われていて、後に近鉄の監督になった際、そのニックネームから、「近鉄パールス」の名前を「近鉄バッファローズ」に変えたそうです。今ではオリックス・バッファローズにその名前が引き継がれていますね。


◇昔の映画としても楽しめますので、黒澤明の「野良犬」、見てみて下さい。