季節は5月下旬、日中の最高気温が30℃近くまで上がり、ラテンのノリには最高の環境でした。
私たちが着席した頃から会場のあちこちで、スペイン人かメキシコ人と思しき陽気そうな男性たちが踊ったり何やら叫んだりしており、開演前から場の雰囲気はかなりできあがっていました。
前半はスローな曲もあり、ほとんどの観客は着席していましたが、それでも"Djobi, Djoba"が始まると、会場のあちこちに、立ち上がって踊り出す人が現れました。私たちの席が比較的後ろの方だったので、年代も日本人かどうかも分かりませんでしたが、踊っていたのは若い女性が多かったような気がします。
そして休憩なしで後半へ。
"Bem, Bem Maria"の頃には観客席は総立ち状態でした。
この曲を生で聴いたら、自然に体が動いてきます。
そして"Bamboléo"から"Volare"で、会場のボルテージはマックスに。
ここから先はアンコール。
ここで大きな疑問が残ってしまいました。
ユトリロさんのブログでリンクが貼られている、前日のフル・ライヴの動画では、アンコールで"Vamos a Bailar"と"My Way"を歌っており、また昨日のセットリストにもそのように書かれています。
ところが私には"Vamos a Bailar"を聴いた記憶がありません。
一番楽しみにしていた歌なので、歌えば必ず覚えているはずなのですが...
ちなみにこんな歌です。
ユトリロさん、コンサートにいらっしゃった方々、覚えありますか?
普段はじっくり聴き入る曲を好んで聴いていますが、こういったノリノリのコンサートもいいですね。
ジプシーキングスの曲はノリノリだけでなく、メロディも素晴らしいと思います。
次回の来日時には、是非また行きたいと思います。
携帯電話での撮影が許可されていたという点も良かったと思います。
所詮観客席から撮る動画なので、映像も音声も、DVD制作用などに撮った正規のものにはかないません。
海外では観客が撮ったコンサート映像が動画サイトにアップされ、歌手側がそれらを宣伝に使っており、Win-Winの関係になっています。
日本もそんな方向に変わっても良いような気がします。