ルノー(Renaud) 〜 "Métèque" | ホブのブログ

ホブのブログ

ノンジャンルで、好きな音楽のことを気ままに書き綴ります。
インストゥルメンタルやヨーロッパのポピュラー音楽が中心になりそう。

ルノー(Renaud)の2022年のアルバム"Métèque"が届きました。

2016年のアルバム"Renaud"がとても良かったので、その時点では次作も買おうと思っていたのですが、カバー集だったので躊躇していました。

ところがamazonで新品が激安で売られているのを見て、迷わず購入!

ちなみに【激安】とは、373円(送料込み)です。

どうやら私が最後だったようで、今日はこの価格では売られていませんでした。

 

2022年4月にユトリロさんがこのアルバムについて書かれており、曲目も紹介してくれています。

(ユトリロさん、購入後の感想がまだですよ)

 

カバー集なのであまり期待せずに聴いたのですが、予想に反して実に良い!

ムスタキ、モンタン、レジアニ、トレネ等、シャンソン界のビッグネームたちの歌をことごとく【ルノー節】に変換しているのですが、不思議と何の違和感も感じません。

そしてその【ルノー節】が、昨日(1/19)のブログにも書いたように、実に深いのです。

 

"Le Métèque"をライヴ・バージョンでお聴きください。

 

 

ルノーは、好きな人は好きですが、日本のシャンソン・ファンの間では「シャンソン歌手」として受け入れられているとはいい難いと思います。

そのルノーが、「シャンソン界の大御所たち」をカバーしたアルバム"Métèque"を発表しました。

 

一方2014年には、バンジャマン・ビオレ、ラファエル、カロジェロ、カーラ・ブルーニ、クール・ド・ピラート、ノルウェン・ルロワ等々、現在のフランスポップス界を牽引する錚々たる歌手たちが、ルノーへのオマージュとして2枚のアルバムを発表しています。

この2枚もなかなか楽しめるアルバムです。

 

全然違う種類の音楽のように思えてもしっかり繋がっているんだなぁと、改めて思いました。