ジェニファーといえば、私にはフランス版"The Voice"の審査員のイメージが強く、キチンと歌を聴いたことはありませんでした。
そんな彼女が、2013年にフランス・ギャルの歌をカバーしていたので、アルバムを買ってみました。
全12曲中、"ベルジェ以前"が2曲、"ベルジェ以降"が10曲という構成です。
01 Évidemment
02 Ella, Elle L'a
03 Diego Libre Dans Sa Tête
04 Résiste
05 Besoin D'amour
06 Si, Maman Si
07 Ça Balance Pas Mal À Paris
08 Comment Lui Dire
09 La Déclaration
10 Poupée De Cire, Poupée De Son
11 Laisse Tomber Les Filles
12 Message Personnel
全般的にはオリジナルに比較的近いのですが、そこはやっぱりエレクトロ・ポップ色が強いジェニファー。
リズム楽器を前面に出したアレンジが多い印象です。
とくに"ディエゴ"は、フランス・ギャル版やミシェル・ベルジェ版を知っていると、「もう少し落ち着いて聴かせてくれ」と思ってしまいます。
"シャンソン人形"も歌っています。
こちらは、「2013年に歌うとこうなる」と納得です。
"Si, Maman Si"はピアノとシンセだけでしっとりと仕上げています。