お越しいただきました皆様、大変ありがとうございました!
マルディグラはもはや完全にジャズバーですね。いわゆるライブハウスって言われる場所に比べたらそりゃあ照明の設備もありませんし、ステージもお客さんが座ってるスグ隣っていう感じなんですが…雰囲気がありましたね。いままで幾千、万の音楽がそこで奏でられてきた歴史のある場所だけが持つ独特の空気感です。新しくジャズバーやライブハウスをオープンしよう!と思って内装をこぎれいにしても、どこかチープで安っぽくなってしまうのは、その雰囲気が足りないからだと思います。長いこと音楽とミュージシャンとお客さんに真摯に向き合っていかなければ、絶対に手に入れることができないものですね、アレは。
個人的にはピアノの音が大変素晴らしかったので言うことなかったんですが、お客さんがたくさんお店の中に入ると暑くて汗だくになります。きっとMCやら演奏やらがスベリかけて焦っただけじゃないはず。まあ、それだけライブが盛り上がったっつーことにしておきましょう。
それにしても、繰り返しになりますがジャズバーでの演奏というのは本当に照明も音響も乏しいハダカに近い状態でやることになるので、我々がいかにお客さんと向き合えるか、楽しませる能力があるのか…といったシビアな実力を試されている気がします。
ライブをやるたびに勉強することがあって、なかなか大変だなあと思いますが、バンドはいい方向に向かっている気がするので、もっと積み重ねてもっと成長していきたいところでございます。