光モノが好き コルトM1877ライトニング | さいたまベースのHobbyでGo!

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無駄なものほど面白い。四方八方、趣味にかける散財の記録です。

最近、光っているものが好きな“ほびでご”で

ございます。

 

特に「モデルガン」と「エアガン」は、相変わらず

買ってはヤフオクで処分しての繰り返しですが、

最近ちょっと嗜好が変わってきました。

 

どう嗜好が変わってきたかいいますと・・・

それは・・・

なぜか「光モノ」に興味が引かれるんです。

 

そんなわけで、先日新たに発売された「光モノ」

ハートフォード製のモデルガン「コルトM1877ライトニング」

オールシルバーのご紹介でございます(笑)

 

 

コルトM1877ライトニングの説明は多くの方が解説している

ので、今更書きませんが、簡単に言えば1877年にコルト

が初めて作った「ダブルアクション」リボルバーで、見た目は

ほぼ同社のシングルアクションアーミー「SAA」を少し小さく

したような外観の銃です。

 

詳細はよく分かりませんが、結構繊細な構造らしく故障や

不具合も多かったらしいですが、結局16万7千挺弱が生産

されたらしいです。

 

実在のガンマンとして有名な「ビリー・ザ・キッド」や

「ドク・ホリディ」も所持していたらしいです。

 

またメーカーが命名したわけではありませんが、

口径違いで

32ロングコルト弾を使用する「レインメーカー」

38コルト弾の「ライトニング」

41ロングコルト弾の「サンダラー」という仕様が

あったそうです。

 

モデルガンの世界に目を向けますと、この

「コルトM1877」は、今までモデルアップされた

ことはありませんでした。

なぜなら、実銃においても非常に繊細で壊れやすい

構造の銃だったため、それをモデルガンに使える強度の

低い材質で再現するのは極めて困難だからだそうです。

ただハートフォードは実銃の構造をモデルガンで

忠実に再現するという発想から、ホンモノの構造に

アレンジを加えて耐久性と発火性能を重視した

モデルガン独自の設計変更行い、

確か昨年12月頃に発売されたと記憶しています。

 

実は“ほびでご”も発売前に某通販ショップで予約をした

のですが、実際には初期入荷分には間に合わなかった

ため、一度キャンセルさせていただいたことがあります。

 

そして・・・

待つことおおよそ半年・・・シルバーメッキモデルが

発売されるということで、今度は通販でなく群馬県に

ある某専門店まで足を運んで、現物を見て購入しました!

 

 

バレル長はエジェクターチューブのある4.5インチ。

実は東京店限定の2.5インチないし3.5インチの

「エイジングモデル」も非常に気になったのですが、値段も

4諭吉(今は栄一か)以上なので、諦めてオールシルバー

にしました。

 

 

ブラックモデルがヘビーウェイト樹脂製に対してオール

シルバーモデルはメッキの関係で通常のABS樹脂製に

なります。

 

 

というわけで、重量はブラック版よりも軽くなるのですが、

このシルバー版からグリップ内に追加でウェイトが組み

込まれるようになったので、思いのほか重量感があります。

 

 

こんな感じの板3枚合わせの追加ウェイトが入っています。

 

手に持つと小さい割に意外にずっしり(笑)

メッキの荒れがないわけではありませんが、かなりキレイな

モデルガンです。

そんなわけで、ちょっと古式銃っぽく、写真で遊んでみました(笑)

 

 

↑はホンモノの古式銃(教育委員会の登録証付き)です。

いわゆる「ドントル銃」と言われているもので、時代は

はっきり分かりませんが、江戸時代末期頃の銃かと

思います。

銃身から黒色火薬を入れて、鉛の丸玉を銃身下に付いて

いるカルカ(槊杖)で押し込み、ハンマーの下に雷管を装着

して発射する、1発装填のいわゆる管打ち式

(パーカッション式)のピストルです。

ちなみに、左側に現代でいうベルトクリップが付いています

が、着物の帯などに刺して携行していたらしいですが、

弾と火薬は事前に装填できたとしても、雷管はどうして

いたのでしょうか?

一応、ハンマーにハーフコックポジションがありますが、

自分ではいつ暴発するのかわからないので、

帯に刺して持ち歩くことなんか恐ろしくて

絶対にできません(恐)

 

一応念のため、教育委員会登録証ありの美術品

「合法品」ですので、決して怪しいものでは

ありません(笑)

古式銃(美術品)については、警視庁や諸々に解説されて

いますので、詳細について知りたい方は

検索してください(笑)

 

・・・話がずれましたが、上記古式銃の箱にライトニングを

入れてみました!

 

 

どうでしょうか?

かなりそれっぽくなったのでは?

こういう古い銃にはやはり木箱が似合いますね。

 

 

ちなみにこの木箱は古式銃(ドントル銃)を買った際に付いて

きたものですが、どうやら以前の持ち主が、そうめんの

「揖保乃糸」の空き箱(桐箱なのかな?)を流用して入れて

いたものですが、あまりにもそのまんまだったので、箱全体

をアンティーク調に塗り直して、真鍮版と蝶番を付けたり、

内箱には赤いフェルトを貼ったりして仕上げました。

古式銃に似合ういい感じの箱に仕上がったんじゃないかと

自己満足の世界ですが、思っています(笑)

 

 

さてさて、このライトニングですが、箱を開けるとピンク色の

小さな紙片が入っています。

内容は「まずカートリッジを装填しろ」と書かれています。

 

つまり、カートリッジを装填しないとシリンダーが正常に

回転しない(止まらない)、ためだそうです。

 

これは発火性能と耐久性を考慮して、オリジナルの

構造にアレンジを加えた結果、カートリッジがボルト

ストップの役目を果たしているためのようです。

 

なので、シングルアクションとダブルアクション時に

ハンマーが起き切ってもシリンダーがボルトストップ

位置まで達しません。

最後にトリガーを引くと僅かな引き代でシリンダーが

回り切り、その際にカートリッジのリムがストッパーの

役目を果たす構造のようです。

 

この点については、某大御所芸能人の方が、かなり

辛辣な意見をされていましたが、私的にはまあどっちでも

いいかなと・・・(笑)

所詮おもちゃだしね・・・(笑)

 

 

江戸時代のドントル銃と大きさ比べてみました。

・・・まあほぼ同じくらいの大きさですね。

 

時代的にはどうなんだろう?

・・・その差は70~80年くらい?

ライトニングが1877年

ドントル銃は・・・う~ん1800年頃なのかな?

コルトもライトニングの前にはSAA、さらに

パーカッション式のM1860やドラグーン。

さらに遡れば、テキサスパターソン。

その前がペッパーボックスでしょうか?

なんか昔の銃器って面白いですねぇ~

 

・・・というわけで、ライトニング気に入ったので、

グリップを変えてみることにしました。

ほんとうは某大御所芸能人の方のように、

純正グリップを削っていろいろと作ってみたい「」だけど、

メンドクサイので、現在ライトニング用として発売されている

「レザーアートケイン」さんのスタッグホーンフェイク

グリップを入手しました。

 

 

純正グリップの裏にはスチールのウェイトが組み込まれて

います。

さらに上記にも記載しましたが、シルバー版には追加ウェイト

が入っていました。

・・・ちなみにこの追加ウェイトは、後日ハートフォードから

別売で販売されるとのこと・・・店員さんからの情報です(笑)

 

・・・と、なんとうことでしょう!

問題発覚!

純正グリップのネジ穴とスタッグホーンのネジ穴位置が

若干違うじゃないですか!

追加ウェイトの入っていないブラックライトニングでは

ネジ穴位置は関係ありませんが、シルバー版では

この追加ウェイトのネジ穴位置の逃げが干渉して

入りません!

もっともこのスチール3枚重ねのウェイトのネジ穴の

逃げを削って広げれば装着できますが・・・

とりあえずメンドクサイので追加ウェイトは

装着しませんでした。

 

 

完成品はコチラ↑

左右のグリップウェイトと追加ウェイトが入っていないので、

かなり軽くなってしまいました(泣)

 

 

でもまあ、かなりカッコいいので置いておく分にはサイコー

です!

・・・レザーアートケインさんには是非とも、ネジ穴位置を

調整していただきたいものですが・・・

あと、純正のグリップウェイトを入れられる隙間を作って

いただければ、さらに嬉しいですね!

 

 

というわけで、今回はライトニングの紹介でした。

・・・う~ん・・・やっぱり黒いグリップもいいなぁ~