2年に1回の恒例行事(2021年版) | さいたまベースのHobbyでGo!

さいたまベースのHobbyでGo!

無駄なものほど面白い。四方八方、趣味にかける散財の記録です。

毎日、雨が降ったり蒸し暑かったり・・・

早く梅雨が明けてほしい今日この頃ですが、そんなジメジメむしむし

した先週の日曜日に、2年に1回の恒例行事に行ってきました。

 

そう、車検です。

 

現在、我が家にはクルマは4台(大汗)

・・・田舎だからねぇ~しかたないんです・・・

 

家クルマの「セレナe-power」は主に相方の脚クルマ。

そして今まで通勤クルマとしてメインに使っていたジムニー(JB23)は

免許取得した子供に使わせることにしてますが、なんか危なっか

しいので、未だ自分がメインに使ってます。

そんなわけで4月末に納車した「N-VAN」は、ほとんど乗って

ません(汗)

 

そして、もう1台。

「ポルシェ911」、これがほんとに乗ってなくて、今回は2年間で

700キロも走っていません(大汗)

というわけで、700キロ程度じゃ整備も点検も必要ないんですが、

2年に1度車検は必ずやってきます・・・

 

というわけで、いつもの前橋にあるポルシェセンターに預けて

きました。

 

・・・んで車検といえば、毎度お楽しみの代車です!

 

今回はアルファロメオのジュリエッタをお借りしました!

 

 

グレードはヴェローチェ1750TBIスペシャル。

(帰宅後、調べて分かりました(笑))

 

 

白(ビアンコ?)いボディにブラックのホイール。

フロントとリアに赤いモールが入っていてキャリパーも情熱の赤!
全体的な形状はともかく、それぞれは非常にかっこいい。

さすがのイタリアンデザインです。

して、そのお値段は・・・439万円!!

 

なんともラテン系のおクルマをお借りしたわけですが、走行距離が

まだ2600キロのほとんど新車でした(驚)

すんげ~~!!

さすがはポルシェセンターさんです。

某県では一部、ポルシェセンターの評判(対応)がすこぶる悪い

とSNSで書かれたりしていますが、前橋のポルシェセンターさんは

いつも素晴らしい代車をお貸しいただき、その他の対応も国産

ディーラーとは比べられないくら、いつも素晴らしい応対をして

いただき、まことに感謝しております。

 

そんなジュリエッタですが、せっかくの機会なので1週間おおよそ

500キロ弱楽しませていただきました。

 

 

まず外観ですが、最近のアルファ風のヌメっとした顔まわりに、

フォルクスワーゲンゴルフやマツダ3あたりと似通ったハッチバックな

デザイン。

 

 

正直、名前を復活させたなら、フィアットのチンクやBMWミニ、

はたまたジムニーJB64みたいに、往年のデザインにもう少し

寄せてもらえれば、もっとかっこいい(売れる)と思うのですが、

見慣れてくると、このデザインも悪くはないと思い始めました(笑)

 

 

ホイールのデザインや赤いキャリパーは非常にかっこいいですね。

 

さてさてエンジンは1750ccの直噴ターボ過給機付きなります。

して、そのパワーは240馬力。

 

クルマを借りた帰りの関越道では、しっとりしたハンドリングで

すごく落ち着きがあって乗りやすいけど、パワー感はそれほどでも

ないなぁ~と感じていました。

 

ところが、その後いろいろ調べてみるとこのジュリエッタには

「ALFA DNA」なるモード変更のスイッチがあることに気が

付きました。

そしてこのモードを「標準」から「ダイナミック」に変更すると・・・

オートマの変速タイミングが変わり、エンジンの吹けも良くなり

(・・・ような気がする)、かなり加速感が良くなりました。

特にこの加速は、最近には珍しいドッカン系の加給のかかり方

で、非常に楽しい!

最近のターボ車は低回転から加給がかかることで、NAエンジンと

同じような出力特性のものが多いですが、これは昔懐かしの途中

から加給がかかり体をシートに押し付けられるような感覚です。


それと、排気音ですがアクセル開度などの条件にもよりますが

2500rpmあたりで「クォー・・・ン」と非常に心地の良い排気音が

聞こえます。これは意図した設計なのかは分かりませんが・・・

 

変速は普通のオートマですが、ハンドルにシフトシェンジのノブ

があり、各ギアで固定することもできるので、スポーツ走行や

ワインディングでも十分に楽しめるようですね。

 

サスは街乗りでも高速でも変な突き上げ感がなく乗り心地は

良かったです。

 

内装は写真を撮るのを忘れましたが、シルバーメッキのパーツと

カーボン柄のドアパネル、レザーシートなど、一見かなり高級感

あるように見えますが、よく見ると塗装した樹脂パーツだったり

して、経年による劣化が発生しそうで、いささか心配です。

また、インナードアハンドルがすぐに折れるといった動画も見ました

ので、その辺はやはり未だイタリアンクオリティなのでしょうか?

 


 

後席に子供を乗せてみたところ、広くて気持ちがいいと言ってました

ので、リアシートも十分実用的かと思います。

また、リアのエンブレムを押すとテールゲートが開きますが、そこそこ

の広さもあり、実用性も十分ですね。

 

その他気になった点は、毎日雨が多かったので「オートワイパー」

を使用しましたが、これが微妙でした。

しっかりとした粒の雨であればうまく作動するのですが、霧雨のような

状態だとワイパーが動かず、また間欠で、もう少し短い時間で

動かないと見ずらいといったことが何度もありました。

結局、通常の間欠モードに切り替えてしまったりもしましたので、この

オートワイパーは便利なようで、実は使い方が難しい機能のように

思えます(笑)

 

・・・ということで、1週間、最近のイタリア車(それも新車)をいろいろと

楽しませていただきました!

結論として、細かいパーツや機能は今一つな点もありましたが

全体的にはかなり良くできたクルマと思います。

特に1750ccという比較的小さい排気量ですが、ターボのかかり方

も楽しく、やっぱりイタリア車だなぁ~といった感じですね。

 

ただ残念なことにジュリエッタってもう生産中止になってしまった

みたいですね。

是非とももっと往年のデザインに近づけた現代版ジュリエッタを

作っていただきたいものです(笑)