暑くもなく寒くもない今日この頃・・・
RC飛行機を飛ばすには最も良い季節ではないでしょうか?
というわけで最近は毎週末に飛行場へ出かけています。
先週末のこと・・・
「〇ールド〇デルス」の委託中古にいろいろな出物があるよ!
そんな話から、帰宅後サイトを覗いてみていたら、つい中古の
グラスホッパーを押さえてしまいました(汗)
グラスホッパーといえば・・・
そうそう、これこれ!
タミヤのRCバギーです!
なんといっても、タミヤRCバギーの中でも歴史ある名車です・・・
ダートの走りも抜群で・・・って、ちゃいまんがな。
↑これです。
写真は実機ですが、軽飛行機の中でも有名な米国パイパー・
エアクラフト社が設計したパイパーカブの軍用機バージョン。
L4グラスホッパーです。
実機は民間から徴用した機体とともに第二次世界大戦アメリカ
陸軍と海軍で観測機や練習機として使用されたそうです。
そんなL4グラスホッパーですが、入手したのはコレ↓
お値段もかなり安く、掲載写真も結構キレイでしたので、これはゲッツ
せねば!・・・というわけでお取り置きをお願いし、先日引き取って
きた次第。
・・・とは言っても、お店で現物を見てみるとやっぱりそれなりでした
(汗)
エンジン、サーボ搭載済でバッテリーと受信機を載せれば、多分
すぐに飛行可能でしょうとのこと。
主翼は1400mmって書いてあったと思いますが、どう見ても自分の
身長より高い・・・どうやら1800mmくらいはあるようです。
さらに、昨今の機体は主翼2分割できるものがほとんどですが、
これは分割不能(汗)
愛車ジムニーに積載するのも一苦労でした(汗)
そして主翼を固定するウィングボルト2本が欠品。
主翼の支柱も欠損。
機体、主翼とも一部にフィルムの破れなどがありました。
まあ、値段が値段だからと引き取ってきましたが、機体を確認する
と、受信機とバッテリーが搭載されていました。
でも残念なことに受信機は40MHz、手持ちプロポが72Mhzしか
なかったので、再使用は断念。
受信機は信頼?の2.4GHz(中華製)に載せ替え。
バッテリーは受信機用と翼の飛行灯(LED)用の2つ載ってましたが、これも劣化が恐いので載せ替えしました。
エンジンはOSの2サイクル46が載っていました。
マウンントがグラグラだったので、カウルを外して分解整備。
自宅庭でエンジン始動してみましたが、意外にも調子は良さそう。
さて、主翼を取り付けて、サーボの動作確認。
エレベーターサーボ問題なし。
ラダーサーボ問題なし。
エンコンサーボ問題なし。
フラップサーボ問題なし。
エルロンサーボ問題あり!
・・・エルロンサーボはゆっくり動かせば問題ありませんが、急激に
ニュートラルへ戻すと、ニュートラルを超えて反対側まで動作し、
その後反復を繰り返してニュートラルになるという始末。
動作を擬音で例えると「ビョンビョン」しています(汗)
サーボを載せ替えようにも、主翼に埋め込まれているので、かなり
困難。
まあゆっくり動かせば(そっと動かせば)問題ない動作なので、
とりあえず現状のままテストしてみることに。
・・・とそんな状態の機体でしたが、本日仮整備が終わったので
初飛行に出撃しました。
今回の飛行にあたっての懸念材料は・・・
1)ビョンビョンするエルロンサーボ、機体がふらふらしないのか?
2)ホームセンターで買ってきたウィングボルト固定による主翼固定
の強度、空中分解しないのか?
3)先日の「指大怪我」によるエンジン機プロペラ恐怖症が克服
できていないので、始動中のニードル調整が困難なこと
・・・の3つです。
1)はゆっくりした操作で挙動を確かめることに。ビョンビョンしても
ちょっとすればニュートラルに戻る(笑)
2)は主翼の支柱もないので、そっと飛ばすけど、最悪分解したら
の運任せ(汗)
3)始動中の調整は怖いから、エンジン停止時に調整。(テキトー)
それでは、行ってみましょう!
エンジンは軽快に回ります!
・・・電動機とは異なる重さを感じつつ無事離陸。
旋回も重量感を感じますが、どっしりとした感じで変な違和感は
ありません。
またサーボの揺り戻しも特に感じず、エルロン動作も素直。
機体の大きさ&重量に対して46エンジンでは非力(本来であれば
60~70クラスの機体?)かと思いましたが、意外や意外
引きも十分でパワー不足を感じることもありません。
まあ、もっとも全開でカッ飛ぶ機体ではないので、半分以下の
スロットルでも十分です。
主翼の取り付け強度はループこそしませんでしたが、ロールは
問題ありませんでした。
フラップを入れると急激に高度が上がるので、エレベータミキシング
を入れる必要ありそう・・・
さすがは練習機。低速浮きもかなり良し。
本日はほぼ無風ということもあり、どっしりとした飛びで、着陸も
フラップ入れずにキレイに降ろすことができました。
いやぁ~・・・結構痛んでいたからどうなるかと思いましたが、
至って素直な飛びの良い機体で大満足でした。
そして、ビョンビョンしたエルロンサーボでしたが、着陸後に確認
したら嘘のように治癒していたのは嬉しい誤算でした(驚)
原因は何だったのでしょうか?
長年動かしてなかったことによるグリスの固着とかそんな
感じなんでしょうか?
いずれにせよ、主翼切開してサーボを取り出す必要がなくなったのが
良かった!
・・・といいことばかりではなく、悪いことも。
胴体横のフィルム破れがマフラー排圧の影響か、だんだん拡大
してきました(汗)
このままではいずれ胴体側面に大穴が開きそうです(汗)
思いのほか良い機体でしたので、今後はフィルムの補修と主翼支柱
の製作を進めることにします。
また楽しい機体が手に入りました。
・・・積載が大変だけど・・・
カメラのズーム(デジタルズーム)全開で撮りました。
どれくらいの高度を飛んでいるんでしょうかねぇ~