昨日に引き続き、本日もM19です(笑)
世田谷一郎さんってご存じでしょうか?
誰もが知っている超有名な方ですが・・・すんごいですねぇ~
その世田谷一郎さんの「M19にしつこい男」という動画を観ていたら、
東京マルイM19が無性に欲しくなってしまいました(汗)
・・・といっても、マルイM19・・・いやガスリボルバーシリーズって今や生産終了品
なのね!
ちょっと前まではどこでも売っていたのに・・・(汗)
ということで、探しに探して買ってきたという次第。
そういえば、マルイのM19とパイソンって一度リニューアルされてるんですね!
かなり昔ですが、リニューアル前のパイソン6インチを持ってたことあります。
一応、すぐにリアルカート化して、アルタモンドの木グリ装着していましたが・・・
あっ、放出バルブも変えていたような気が・・・
それでも、当時あんまりピンと来なくて売却しちゃいましたが・・・
改めて生産終了品となってしまった今、24連発ガスリボルバーであるM19を観察してみると
パイソン当時には感じられなかった、良い点が沢山見えてきましたので、以下に
まとめてみました・・・
(1)値段が安い
低価格ガスリボルバーというと、今はクラウンのガスリボルバーシリーズがあります
が、マルシン工業やタナカワークスと比べても十分に安い。
(2)命中精度がすんごく高い
・・・いや、これ本当に驚きました。2.5インチのガスリボルバーなんて弾が前に飛ぶだけ
が当たり前で精度なんて求めてはいけない世界すが、このエアガンは本当によく当たります。
ただし、初速は極端に低いのが些か難点ですけど・・・
(3)仕上げが丁寧
低価格ですが、パーティングラインもしっかり処理されています。なんとトリガーガード
内のパーティングラインも処理されていますし、黒く見える外観もABSの地肌でなく
スチールブルー的な色で塗装されています。
・・・といった製品でした。
だがしかし、こんなに優れているにも関わらず「生産終了品」となってしまったのはなぜか?
ここからは「ほびでご」が勝手に推測したことを、記載してみます(汗)
(1)トリガープルが激重
24連発(シリンダー1ホールに4発×6で計24発)の構造上、トリガープルが超重いです(汗)
1発ずつ送り出される独特な構造上仕方ないもので、この構造だからリボルバーでも
こんなにも命中精度が確保されているんですが、それでもダブルアクションでゆっくり
引いたときなどは最悪です。
シングルアクションを両手保持であればそんなでもないんですけど・・・
(2)初速が極端に低い
銃刀法で規制された現在、どのエアソフトガンでも大同小異ではありますが、
それでも18歳以上用にしては低初速。
今の時期0.2gで40m/sくらい、ガスタンクが温まると60m/sまで上がるようですが・・・
リユーアル前のパイソンは確かもっと出ていたように記憶していますがなぜ?
室内シューティングではいいかもしれませんが、サバゲだと結構厳しいかもしれませんね。
(3)製品の特長があいまい
マルシン工業のようにリアルカートリッジ(Xカート)でもなく、かといってタナカワークス
(ペガサスシステム)のようにリアルメカでもない・・・
ガスタンク内蔵グリップゆえのオリジナルメカ、かつ24連発でリアルカートでもない
他社製品と比べて中途半端さといいましょうか?まあ、リアルカート化できますが
エジェクターロットは動かないしね・・・
というわけで、良い点もいっぱいあるんですが、他社製品と比べて「製品の売り」が、
消費者にうまく届かなかったのが生産中止の要因だったんじゃないかと推測しますが
皆さまいかがでしょうか?
もっとリボルバーとしての「命中精度」が高いことを訴求点とすれば
良かったのに・・・
でも、なかなかの面白い構造のエアガンなので、東京マルイさん、ぜひとも
再々リニューアルして、復活して欲しいものですね(笑)
ということで、さんざん命中精度について言及してきましたが、実際にその命中精度を
検証してみたいと思います(笑)
距離は5m弱(4.5mくらいでしょうか?)、エイテック電子ターゲットです。
BB弾はエスツーエスの0.2gバイオ弾。
各10発のグルーピング゙テストです。
まずは、M19/シングルアクション/ツーハンドです。
1回目
42.1mmのグルーピング。
10Xに4発も当たっています。
2回目
32.4mm/10Xは3発
さらにグリーピングがまとまってきました!
リボルバーでこの精度。すごいと思います。
続いて、M19/ダブルアクション/ツーハンドです。
45.6mm/10Xは0発
引き切りが重いので、続けて連射したほうがまとまりますね(笑)
最後は、M19/ダブルアクション/ワンハンドです。
104mm・・・片手だとブレまくりです。
これは厳しい・・・
ということで、かなりの命中精度ではないでしょうか?
比較のため、その他いくつかのエアガン撃ってみました。
タナカワークス(ペガサスシステム搭載)S&W M360PD
シングルアクション/ツーハンドです。
・・・153mm
弾がどこに飛ぶか分かりません(汗)
ちなみに、黒点センター照準です。
タナカワークスのS&W M29です。
かなり初期の製品ですが・・・計測不能でした(汗)
当たるときは9点、10点にまとまりますが、0点も数多く・・・
チャンバーパッキン、ホップパッキンがもはや死んでるんでしょうね(汗)
そんなわけで、こんなものも・・・
社外製チャンバーパッキン「ゲボスケ」
・・・これで当たるようになるのでしょうか(笑)
今度はオートでも検証を続けます。
東京マルイのV10ウルトラコンパクト
スライド後端は割れていません(笑)
ツーハンドです。
マルイV10お持ちの方はご存じの通り、ノバックサイトが低すぎるためかなり下に着弾します。
よって、粗点は外周1のあたり・・・
グルーピングは31.4mm
結構まとまりますが、左に着弾しますね。
なので、左着弾を見越して・・・
センター付近に集弾しましたが、粗点が固定できないため少々大きくなってしました。
しかし、まあそうした問題はありますが、東京マルイの製品はよく当たります♪
続いて・・・
ガバ繋がりで懐かしのWA ピンガンです。
ツーハンド、黒点中心を狙って・・・55.5mm
・・・よく当たりますね!
2回目はさらにまとまり、50.2mm
これだったらシューティングマッチに使えますかね(笑)
今度は・・・
WAのボブチャウです。
出てすぐに買った最初期型ですが、買ってからオブジェ状態で50発も撃っていない状態(笑)
果たしてどうでしょうか?
ツーハンドで52.5mm
ちょっと下に着弾しますね。
なので見越して・・・
やっぱり下ですが、29.3mmまでまとまりました!
いやいや、すごいぞWA!
高価(笑)だけあって、近距離では精度もいいですね!
・・・というわけで、今度は真逆な製品
ソーコムピストルです。
ただし、本家東京マルイのソーコムじゃなくって、コピー品(笑)のエスツーエス製です。
固定ガスガンですが、お値段はサイレンサー付いて6000円くらいだったか?
果たしてその性能は、どうでしょうか?
ツーハンド/サイレンサーを付けた状態で射撃。
サイレンサー付いていると、サイトにかぶって見にくいですが、43.5mm
かなりまとまっています。
サイレンサーを外して射撃。
28.0mm・・・おおっスゲー!!
本日、最高を記録しました。
いやいや、すごいですねーソーコム!
値段も安いしこの精度、コストパフォーマンス最高の銃ですね!
さてさて、最後は・・・
マルゼンのワルサーP38
ひとつはノーマル、もうひとつはブラックメッキ仕様です。
まずはノーマル。
ツーハンドで45.7mm
いい感じで中央に集弾していますね。
続いて2回目は42.7mm。
APSも作っているだけあってマルゼンのエアガンは良くあたりますね!
でもノーマルのP38、グリップ前のフレームが脆弱なのか、握るとなんだかギシギシ音
がします(汗)
続いて、ブラックメッキは?
44.0mm
同じ銃だから、あまり変らない?
2回目は28.2mm
これはすごい。ガスブローバックなのにソーコムと大差ない精度ですね!
それと、メッキのせいか分かりませんが、グリップ周りの剛性が上がったようで
ノーマルであったギシギシが一切ありません。
下から覗いても特に樹脂が肉厚になったわけでもなさそうですが・・・
なんででしょうかねぇ~・・・謎です。
というわけで、いくつかのエアガンで精度検証してみました。
もちろん「ほびでご」の腕が未熟なこともありますが、なんとなく各エアガンの精度
がお分かりいただけましたら幸いです(笑)
いずれにしても、東京マルイのガスリボルバーは良く当たる!ということとですね。
インナーバレルが長ければ精度が出るのは当然ですが、繰り返しますが
2.5インチでこの精度!
同じくらいのバレル長であるタナカのM360と比べれば雲泥の差です。
もちろん、タナカM360がダメというわけでもなく、たままたパッキンの硬化などが
あったかもしれませんけどね・・・
それと、ソーコムすごいですね。
遠距離性能は分かりませんが、この価格でこの精度。
さらにサプレッサー装着すれば、かなり消音の効果もありますので、この銃が売れる
のもうなずけます。
ちょっと気になるのはマルイのコピーである点ですが、この部分は大丈夫なんでしょうかね(笑)
・・・近距離での精度検証なので、あまりあてになるものではありませんが、
結構面白いですねぇ~
また、引き続き時間があれば他のエアガンも検証してみたいと思います♪