先週の続き、ネプチューンの紹介です。
今まで体験したことのない新しいジャンルのRCです。
一体どんな感じなんでしょうか?
う~ん、ワクワクします(笑)

開封すると、まずサンダータイガージャパン翻訳でしょうか?日本語組み立て説明書が入っていました。
それと、充電器が2つ。
送信機用と本体用でしょう。
そして右側には何やら蓋が・・・

開けてみると・・・
水中モデルならではの40MHz帯の送信機が入っていました。
ちなみに、2.4Gzの送受信機は潜水艦には使えません。
なぜなら、電波の直進性が高いため、水中には全く電波が届かないためです。
RC潜水艦には40MHzもしくは27MHz、72MHzあたりを使用するようです。
で、その送信機なんですが、取り出してみると何やらカラカラ音がします・・・
どうやら中でネジが外れて、転がっている様子。
すごく気になるので、即分解してみました(汗)

Oh、No!!
原因はネジじゃなくスティックの台座を保持する基部の樹脂が破損していました・・・
う~~ん・・・さすが海外クオリティー、やってくれるぜ(笑)
一瞬、販売店へ連絡して返品交換しようかと思いましたが、送り返してやりとりするのも面倒だし、とりあえずスティックの剛性感も問題ないみたいなんで、とりあえず妥協することにしました(笑)
そして分解した裏蓋を元に戻し・・・
続いて、付属の送信機用バッテリーを取り付けようとすると・・・

Oh、No!!!
クリアランスがギリギリで接続したコネクター部が入りません。
いや、ホントギッチギチ・・・
いろいろと悪戦苦闘しますが、全くダメ・・・

んで、ヒラメキました!!!
表に収まらないんじゃ、中に入れちゃえば!
ということで、再度分解して裏蓋を外し、送信機本体内にコネクター接続部を逃がしてなんとか収まりました・・・
いや~送信機でこんなに苦労するとは思わなかった・・・(笑)
では、いよいよ本体とご対面です。

うわっ!!!
・・・・重いッス!
黄色の膨張色なんで尚更大きく感じます。
写真で見ると、小さい感じがしますが、これはデカい。
重量も7~8Kgあるそうなんで、箱から出すのも一苦労です。

堂々たる存在感・・・
保管場所とります・・・(汗)
基本的にはすべて完成していますが、唯一前方の潜航舵は装着する必要がありました。

前部のカバーを外した写真です。
外皮と2重構造のWTC、充電用コネクター(鉛シールドバッテリー搭載らしいです)、中央にはフューズ、下部には起動スイッチと、外部カメラ設置用スイッチがあります。
それにしても驚いたのが、前後ステンレスのボルトで固定されるアクリル板の厚さです。

こんなに分厚いです。
一応、潜水深度5m~10mとのこと。
いや~作り(構造)はまさに本物の潜水艦(見たことないですけど(笑))のようです。
・・・それにしても黄色のトイラジチックな外観に騙されて、ナメてました。
こりゃー重量、機能、構造ともに本物の潜水艦です。
というか、ホビージャンルというよりも、学術・研究のための水中を調査する事業用水中ドローンといった趣の製品みたいですね。

それは、日本ではまだ発売されていない、ネプチューンの後継版(シーウルフ)の仕様を見ても分かりますね。
シーウルフは、より水中撮影を目的とした船体にバージョンアップしているようです。
で、早速、先週日曜日にいつもの川で公試運転です。

アンテナのように伸びているワイヤーは搬送用のキャリーです。

また水面に浮かべるのも一苦労でした。
実際の走行写真は「チームクアドラ」のSUDAさんが撮影してくれましたので「チームクアドラ」さんのブログを参照ください。
これだけの重量級な船体ですが、水中では意外と小回りが利きます。
速度は2~3kmなんで速くはありませんが、水中撮影するのは最適な速度かと思います。
スタディックダイブ(停止時の潜航・浮上)は結構時間がかかります。
おおよそ20~30秒くらいでしょうか?
ダイナミックダイブの潜航舵を使えば、早く潜ることもできますが・・・
それと、水中での深度維持もかなり楽でした。
通常、RC潜水艦の場合ピッチコントローラーを搭載して深度維持するらしいですが、ネプチューンでは必要ないみたいですね。
シールドバッテリーの容量が不明ですが、おおよそ20分くらいでバッテリーがなくなりました。
このトイラジチックな黄色の外観ですが、実際に走らせて(潜航して)みると視認性は抜群。
スケールモデルというわけではないので、この色も視認性を考慮した意味ある配色だったことが分かりました・・・
う~む・・なかなかよく出来ていますねぇ!
今回の川は水深が浅く1m級ヨットのキールが辛うじてひっかからないくらいの深さしかありませんでしたが、それでも、十分に潜水航行を楽しむことができました(笑)。
8月下旬には北志賀飛行会&野尻湖水上機&ヨット帆走会があるので、野尻湖に持ち込んで水中撮影してみたいと思います。
今から楽しみです♪